97/08/29 08:13 その他 <為替>円軟化、119円絡み
 28日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米株価の下落を眺めて強含む場面も見られたが薄商いの中ポジション調整の円売り・ドル買いが先行、概ね円は軟化して推移し、午後5時現在で1ドル=118円90−9円00銭と、東京市場同時刻比50銭の円安・ドル高で取引されている。
 円は引き続き米株価やマルクの動向を材料に推移することとなった。米株価が下落する場面では円買いが先行したが、その後前日比プラス圏に持ち直すとドル買い戻しの動きが加速、119円台絡みまで円は軟化した。また、ドルが対マルクで強含む展開を見せると、つれて円も軟化する地合いとなり、総じて円は弱含みな動意となっていた。値動きは118円25−9円14銭で、引き続きレンジ内での取引となっていた。

97/08/28 08:17 その他 <為替>円軟化、一時119円台
 27日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、日本の景気回復の先行き不透明感から円売りが先行した海外市場の流れを受け終始軟調に推移、午後5時現在で1ドル=118円80−90銭と、東京市場同時刻と同水準での取引となっている。
 この日は、まず東京市場から円売りが先行した。日本の金利低下傾向や、株価低迷から景気回復の先行きに不透明感が募り、円売り中心のポジション調整が先行することとなったようだ。出来値ベースで119円00銭をつけている。その後ニューヨーク市場でも流れは変わらず、119円を挟んだ展開となり、大蔵省の榊原財務官の日本の景気に対する弱気な見通しが英紙上で報道されことなどを背景に円は119円10−20銭まで軟化している。ただ、この水準ではドル売り圧力も強いようで、ドルの頭の重たさが確認されている模様。引き続きレンジ内での推移を予想する向きが多いようだ。

97/08/27 08:03 その他 <為替>円、小幅堅調
 26日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、具体的な手掛かり材料難に薄商いが続く中を小幅ながら堅調に推移、午後5時現在で1ドル=118円10−20銭と、東京市場同時刻比44銭の円高・ドル安で取引されている。
 この日発表となった7月の米耐久財受注が嫌気され米国債相場が軟化、米株式市場も終値ベースで77ドル安の続落となり、ドル売りが先行する地合いとなった。
 米株価は調整局面が続いているが、実際のところあまり深刻に受け止める向きは少ないようだ。年度末の夏休み期間であるという時期的要因によるものと捉える向きが多く、一過性の動きとみなされているためである。このような環境から、円・ドルには引き続き大きな動意が得られそうもなく、レンジ内での動きを余儀なくされそうな雲行きである。

97/08/26 08:21 その他 <為替>円、続落
 25日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、引き続きマルク絡みの展開となり軟化傾向を強めた。午後5時現在で1ドル=118円70−80銭と、東京市場同時刻比63銭の円安・ドル高で取引されている。
 この日は、相変わらずの新規材料難に手伝ってロンドン市場がサマーバンクホリデーのため休場となっていたことから閑散な商いとなっていたが、マルクの動向を手掛かりに円は軟化傾向を辿ることとなった。
 このところ新規材料に欠ける円・ドル相場は、神経質な動意を続けるマルクの対ドルでの動向が直接的な円の手掛かりとなっていたが、この日は逆に対マルクでの円相場がそのまま対ドルにも反映される形となった。ドイツのインフレ圧力の高まりを材料にマルクが対円で堅調となり、つれて円は対ドルでも軟化している。
 今の円には具体的な材料がない。ただ、東証平均株価の低迷や日本の金利低下傾向から、円が売られやすい環境にあることは間違いないだろう。調整局面に入ったと捉えられたとしても1年前では考えられなかった高値に位置する米株価の現状を考慮すれば、どうしても円買いに積極的にはなれないのではないか。

97/08/25 08:36 その他 <為替>ドル乱高下、118円台前半
 週末22日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、マルク相場と米株価動向に翻弄され乱高下の展開で推移、午後5時現在で1ドル=118円30−40銭と、東京市場同時刻比1円06銭の円安・ドル高で取引されている。
 まず、ドルは下火になっていたドイツの利上げ観測が再燃して急落、呼応して円は強張り1ドル=116円01−05銭まで円買いが進んだ。この時点では米株価も大幅続落して推移しており、ドルの投げも若干見られていたようだ。しかし、その後は株価が急速に値を戻す展開となったことからドル買い戻しの動きが活発化、大幅反発に転じ同118円36−40銭までドル高・円安が進むこととなった。円・ドルでは週末とあって薄商いとなっていたが、このことも大きな幅での乱高下につながった模様。
 円自体には引き続き具体的な材料にかける展開が続いており、方向感が定まらない環境といえそうだ。乱高下はしたもののレンジ内の動きであることには変わりがなく、新規材料待ちといったところか。

97/08/22 08:35 その他 <為替>円堅調、117円台前半
 21日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米の金融引き締め政策継続見通しからドル売りが先行し、総じて堅調に推移、午後5時現在で1ドル=117円10−20銭と、東京市場同時刻比60銭の円高・ドル安で取引されている。
 海外市場の流れを引き継ぎ、ポジション調整から円は堅調に推移していたが、7月のFOMC議事録で引き続き金融引き締め政策の姿勢が確認されたことから株式、債券相場が売られる展開となり、これを眺めたドル売り先行に拍車がかかることとなった。
 最近のドル買い先行地合いは、マルク情勢と米経済の好調さが背景となっていた。しかし、このところ米株価と債券相場が不安定な動きを見せており、ドル堅調の流れも勢いを失いかけているようだ。相変わらず円・ドル独自の材料だけでは方向感を見出せない。今後の流れを決めるのもやはり米株価動向のようだ。

97/08/21 08:38 その他 <為替>円堅調、117円台後半
 20日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、一時米貿易統計によりドルが買われたが、その後のポジション調整により円高傾向が強まりを見せることとなった。午後5時現在で1ドル=117円60−70銭と、東京市場同時刻比26銭の円高・ドル安で取引されている。
 米貿易統計では赤字幅が大幅に改善されており、ドル買いが先行する地合いとなった。ただ、対日での赤字幅は拡大していたため大きな動意には至らなかった模様。また、ドイツの利上げ観測が後退したことでドル買い材料となったが、対マルクで円も買われたことから円・ドルでも円高が進んだ。
 新規に仕掛けられたというよりもポジション調整が中心の取引だったようだが、ここ最近の動きでドルの頭が重くなっているとの感は否めない。目先調整が続けばドルの下値探りの展開になる可能性も出てきたようだ。

97/08/20 08:18 その他 <為替>米利上げ見送るも小動き
 19日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、FOMCで米利上げ見送りが決定されたが、材料視されず小動きに終始、午後5時現在で1ドル=118円20−30銭と、東京市場同時刻比22銭の円安・ドル高で取引されている。
 米利上げ見送りは事前に予想されていた通りで、外為市場への影響は軽微なものとなっていた。米株価は金利据え置きを好感して急反発に転じたが、ドイツ利上げ観測が依然根強く、ドル買い材料としては相殺される形となって値動きへの反映は見られなかった。

97/08/19 08:37 その他 <為替>ドル反発、118円台前半
 18日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米株価の大幅反発を背景にドルが堅調に推移したことで、総じて軟化傾向の展開となり、午後5時現在で1ドル=118円05−15銭と、東京市場同時刻比79銭の円安・ドル高で取引されている。
 週末史上2番目の下げ幅を記録した米株価は、長期金利の安定的な推移を背景に108ドル高と大幅反発に転じ、外為市場でもドル買い戻しの動きが活発化、対マルクでドル買いが先行しこれになびく形で円は軟調に推移することとなった。株式市場では今回の株価急落について深刻に受け止めている向きは少なく、むしろ利食い売りをこなしたことで健全な動きが継続しているとの認識が強まっているようだ。このようなムードから外為市場では、引き続きドル堅調を予想する向きが多い。
 また、21日のドイツ連銀定例理事会では独利上げについて話し合われるとの見方から、対マルクでのドルの推移に注目が集まっている。かりに利上げしたとしても小幅にとどまる可能性が高く、もしそうであれば、再び失望感からマルク売りが加速する可能性を示唆する向きは少なくない。このようなことも背景となってドル買い意欲は再び膨らみつつあるようだ。

97/08/18 08:28 その他 <為替>円、再度反発
 週末15日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、引き続き欧州通貨がらみの動きに波乱の展開となる中、反発して推移、午後5時現在で1ドル=117円35−45銭と、東京市場同時刻比84銭の円高・ドル安で取引されている。
 この日も一時116円台後半まで円が買われるなど、市場は非常に不安定な展開となっている。根底にはマルク、ポンドそれぞれの利上げ観測からくるドル売り先行地合いがあるが、ニューヨーク・ダウ急落を背景とする急速なポジション調整が動意の幅を大きくさせているようだ。また、引き続きマルクを中心とした欧州通貨はファンドによる投機的な展開を見せる可能性が高く、波乱はまだ続きそうな雲行きといえそう。ただ、円相場についてはあくまでも独自の材料からの動意ではないため円の堅調幅は限られるとの見方が強い。一説にはソロス氏が116円80銭近辺にドル買い・円売りのオーダーを置いているとのうわさもあり、円のレンジは1ドル=117−9円が中心と見る向きが多いようだ。

97/08/15 08:48 その他 <為替>投機的なドル買いに円は急落
 14日のニュ−ヨ−ク外国為替市場は、この日発表された7月の米消費者物価指数を受けて、インフレ懸念が薄らいだとする見方が台頭したことを材料にドルが買われ、円が売られる展開となった。また、このことを受けて債券市場も上伸した。この日は、米系ファンド筋の投機的なドル買いが活発に行われたのが主な要因のようだが、独国の利上げ観測の高まりからマルク買い、円売りが活発になり、それに連れてドル買い、円売りが加速されたことも後押ししたようだ。一時、1ドル=118円台の前半まで円が売られる場面もあったが、あとは手掛かり難の中117円台の後半でもみ合う取引となっていて、結局、午後5時現在1ドル=117円80−90銭で推移しており東京市場同時刻比1円52銭の円安・ドル高で取引されている。この日の動きについて市場筋は、米系ファンドなどの投機的なドル買いが行われたのが要因でありそれほど注目しなければならない動きではなかった、と冷静な目でみている。本日の東京外国為替市場は週末要因ということもありポジション調整に推移しそうだ。予想レンジは118.20−117.50。

97/08/14 08:49 その他 <為替>マルク高につられ堅調
 13日のニュ−ヨ−ク外国為替市場は、7月の小売売上高と卸売物価指数の発表を受けたが、市場の予想の範囲内だったため比較的落ち着いた取引となっている。小売売上高はほぼ予想通り、また卸売物価指数は7カ月連続での前月比マイナスと安定を見せた数字となったため、株式、債券相場が上昇することとなった。この発表により一時、ドルが116円台の中盤まで買われる動きとなったが、市場では予想の範囲内の数字といった見方が大勢をしめたためあまり材料視された様子はなく、逆に独国の金利動向懸念からマルクが買われる展開となったことから、マルク高に連れて円も上昇する動きを見せ始めた。その後1ドル=115円台の中盤まで円が買われる展開となったが結局、午後5時現在1ドル=115円70−80銭で推移しており東京市場同時刻比73銭の円高・ドル安となって取引されている。なおこの日、榊原財務官とサマーズ財務副長官が会談し、両者の間で為替相場について協議された模様だが、双方の為替政策に変化はない、といったことを大蔵省当局者があきらかにした。

97/08/13 08:41 その他 <為替>116円台でもみ合う
 12日のニュ−ヨ−ク外国為替市場は,明日13日に発表される小売売上高統計(7月)を控えてポジション調整の動きに終始し116円の前半でもみ合う展開となっている。午後5時現在1ドル=116円25−35銭で推移しており、東京市場同時刻比65銭の円安・ドル高。昨日は先週末の反動からドルが買い戻される展開となったが、この日は積極的にドルを買う材料も見当たらないことからドルの反発にはやや力強さに欠けていた。欧州市場でドルが対マルクで弱含む流れを引き継いでいた事ももみあう要因のようだった。ある市場筋は、明日に発表される経済指標が強い数字を示した時に、ドルが売られやすい地合いとなるのではないか、と言った見方をしている。本日の東京外国為替市場もN・Y市場の流れを受け継いでやや円が軟化する展開となろうか。

97/08/12 08:33 その他 <為替>円、反落
 11日のニュ−ヨ−ク外国為替市場の円相場は、前日、約4円の急騰を演じたあとの調整局面となり、やや反落して取引されている。午後5時現在1ドル=116円10−20銭となっており、東京市場同時刻比82銭の円安・ドル高で推移。この日は前日の東京市場、欧州市場でそれほどドル安が進行する展開にならなかった事を受けて、ドルの買い戻しが優勢となりジリジリとドルが買われる動きとなった。その後ポジション調整に推移する展開の中、米連邦準備制度理事会(FRB)の高官が利上げに消極的な姿勢を示したとの報に、債権、株式市場が上昇した事も支援材料となり、さらにドルが買われ、円が売られる展開になった。一時116円の中盤までドル高・円安が進行したが、その後はやや円が買い戻される展開となったものの、昨日の動きとは対照的な展開だった。ある市場筋は、ドルが対円で119円を上回ったがその後反落したことでドルの上値は確認できた。また日米双方とも110円−120円の水準でのレートを望んでいるのではないか、といった見方をしている。

97/08/11 08:49 その他 <為替>円、急騰
 8日のニュ−ヨ−ク外国為替市場の円相場は、独国のマルク相場の上昇や米国の株式相場や債券相場の急落を材料として大幅急騰しての展開となっている。午後5時現在、1ドル=114円.60−70銭となっており、東京市場同時刻比4円の円高・ドル安で取引されている。この日は、英国の利上げが続かないとの見方からポンドが売られ、マルクが買われる展開となった地合いを引き継いでドルが売られる形になった。また、米国の金利の動向懸念から債券相場が急落したこと、さらには、独国の連銀高官がマルク安に対しての警戒感を示唆したことなども、この日のマルク高と円高・ドル安の背景になったようだ。市場では、この日のマルク高から連想されている円高・ドル安は、ドル高となっていたファンダメンタルズには大きな変化は見られないため、今後さらに円高・ドル安が続くという見方はしていない。さらには、この日の調整局面で今まで続いたマルク安はやや後退するだろうが、基本的な流れは変わらないとしている。

97/08/08 08:05 その他 <為替>小動き
 7日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、ポンドが堅調に推移していたことになびいて、小幅ながら概ね確りの展開となり、午後5時現在で1ドル=118円35−45銭と、東京市場同時刻比25銭の円高・ドル安で取引されている。
 この日も欧州通貨の動向が背景となっての展開に推移していた。イングランド銀行(英中央銀行)が、インフレ抑制を目的とした0.25%の利上げに踏み切り、つれてマルクが堅調となったことが、円買い・ドル売りを先行させるきっかけとなっていたようだ。イングランド銀行は労働党政権が発足した今年5月以降4ヶ月連続での利上げとなり、ポンド高が英輸出企業に与える影響への懸念がマルク堅調の流れを導き出している。ただ、その後ポンドは利食い売りに押される動きを見せており、この日のような展開が長く続くと考える向きは少ないようだ。
 円・ドルの目新しい材料はこの日も出ていない。円は一時117円80−84銭まで上昇しているが、118円を割り込むと相変わらず円売り・ドル買い意欲は旺盛なようで、すぐさま118円台に押し戻されている。

97/08/07 08:09 その他 <為替>USTR代表の発言に円硬化
 6日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、USTR(米通商代表部)代表による日本の輸出増加を懸念する発言を機に概ね堅調に推移、午後5時現在で1ドル=118円40−50銭と、東京市場同時刻比79銭の円高・ドル安で取引されている。
 取引開始直後は、海外市場の流れを引き継ぎ円は軟化傾向で推移し、119円台半ばまで円安が進んでいたが、バシェフスキーUSTR代表が日本の輸出増加に対する懸念を表明したため、一転して円買い・ドル売りが加速することとなった。前回127円台をつけた円安時にも、円安進行に伴う日本の輸出増加懸念が強まり、急速に円高が進んだ背景があるだけに、この日もドル買い・円売りポジション解消の動きを早めさせていたようだ。
 ただ、市場の受け止め方は、具体的な円安是正に向けたアクションがあったわけではなく、現在の流れを変えるほどのことではないとする向きが多い。今日の動きはあくまでもポジション調整によるものと考えられているようで、基本的なドル買い先行地合いはまだ続くとみておいた方がよさそうだ。

97/08/06 08:25 その他 <為替>円、119円台前半に軟化
 5日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、ポジション調整のドル売りが一巡し再びドル買いが加速、午後5時現在で1ドル=119円20−30銭と、東京市場同時刻比65銭の円安・ドル高で取引されている。
 このところ、ドル買い先行地合いが一服し、ポジション調整のドル売り・円買いが散見される相場展開となっていたが、継続するマルクの軟化を背景に、日本の金利低下傾向や株価の低迷から再び円売り・ドル買いが加速、119円台に再突入することとなった。また、その後否定されてはいるようだが、榊原大蔵省財務官から円安容認の発言があったとの一部報道があり、思惑的な円売りも見られていたようだ。
 具体的な榊原財務官の発言内容ははっきりしていないが、日本の政府サイドとしてはこれ以上の円安をたやすく容認してくるとは思えず、今日の動きはかなり思惑が先行してのものと考えられる。ただ、警戒感は徐々に強まりつつあるが、ファンダメンタルズや流れはドル買いであることに変わりがなく、目先は120円台乗せが目標であることにも変化がない。ポイントは120円で達成感が見出されるか否かにありそう。

97/08/05 08:12 その他 <為替>動意薄
 4日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、手掛かり材料難からポジション調整が中心の展開となり小動きに終始、午後5時現在で1ドル=118円20−30銭と、東京市場同時刻比17銭の円高・ドル安で取引されている。
 この日も引き続きマルクは軟調に推移していたものの、その他の新規材料に欠ける環境からポジション調整が取引の中心となっていたようで、ドルの利食い売りが先行する地合いとなっていた。120円を超えるレベルになれば、方法はどうあれ日本の通貨当局が牽制する動きに出てくると見る向きが多く、118、9円でのドル買いは躊躇されているのが現状ようだ。ただ、各種経済統計で確認されているように米経済は引き続き好調を維持しており、ことあるごとにドル買いが先行しやすい地合いに変化は見られない。テクニカル的にもこのレベルでのドルの「押し目」はいたって健全な動きと捉える向きが多く、基調転換はまだ先のこととの判断が支配的である。

97/08/04 08:22 その他 <為替>ポジション調整にドル緩む
 週末1日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、海外市場の流れを引き継いだことや米雇用統計の内容に絡み、一時1ドル=119円台に突入したものの、その後のポジション調整により円は堅調に推移、午後5時現在で1ドル=118円40−50銭と、東京市場同時刻比61銭の円高・ドル安で取引されている。
 この日発表された7月の米雇用統計は、予想されていた通り失業率が4.8%に低下し賃金インフレは横ばい傾向を示すなどバランスの良い内容であったため、市場では引き続きドル買が先行する地合いとなり、東京、ロンドン各市場に引き継いで1ドル=119円台に突入することとなった。しかしその後は日銀からレートチェックがはいったとのうわさやポジション調整などにより、円は反発に転じ一時117円80−90銭をつけたが、このレベルではドル買い意欲は強いようで結局は118円台半ばでの推移となっている。
 米雇用統計で引き続き好調な米経済の推移が確認されたため、ドル買いの先行しやすい地合いに変化はないが、日銀のレートチェックがはいったとのうわさでたやすく円が反発を見せたように、円安に対する警戒感はかなり強まってきているようだ。

97/08/01 08:27 その他 <為替>ドル、再び堅調
 31日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、海外市場の流れを引き継ぎポジション調整中心の相場展開となったが、その後ドルが底堅い動きを見せたことから円は軟調に推移、午後5時現在で1ドル=118円55−65銭と、東京市場同時刻比82銭の円安・ドル高で取引されている。
 日米自動車貿易摩擦再燃の兆しが見られることから、ドル高一服感が強まりポジション調整中心の取引となっていたが、一巡後は再びドルが買い戻され始めている。この日は米株式市場も調整局面となっていたが、米経済の好調さが背景となっているドル需要は相変わらず強いものがあるようだ。ただ、前回の円安局面で日米貿易不均衡拡大懸念が広がりを見せたように、通貨当局も120円を上回る円安・ドル高に対しては神経質になってくることが予想され、大きくドル高が進んでいくとは考えにくい状況。1日には、7月の米雇用統計が発表されるが、予想を大きく外れない限り影響は少ないと見られている。