98/06/30 15:49 貴金属 <金>TOCOM金、銀はマチマチ、白系は投機家売りに安い
TOCOM金は、為替が若干円安で始まったことから小確っかりの寄り付きとなった。寄り後は前日同様に為替が円高へと推移したことを受け徐々に値を沈める展開。しかし、昨日香港市場で売られたスポットが、NY市場が下げなかったことで逆にショートカバーから急反発するといった展開で、一時296ドル(昨日香港引けは292.5ドルB)とNY終値に比べ2.6ドルもの上を付ける場面も。これを受けTOCOM金も反発に。ただ、ここでも円高に上値を抑えられた格好であり、方向感に欠ける展開となっている。結局は円高に押された格好で先物は1320円と2円安で引けた。
銀は金同様の値動きで、確りの寄りとなったが徐々に値を沈める展開。そして、金の戻りとともに若干値を戻したが、これも上値の重い展開に。先物は下値から離れたものの232.7円は1円安でひけている。白金は、マチマチの寄り付きであったが円高、パラジウム安で徐々に値を下げる展開。しかし、下値では買い戻しも見られ小幅反発といった状況である。後場に入るとパラジウム中心に更に下げ幅を拡大、弱気投機家の売りで値を崩した格好だ。ただ、スポットが351.5ドルと小幅反発したことで、下値は商社が支えた形である。先物は安値1533円、引けは1541円で9円安。パラジウムは、海外安を嫌気した強気筋の手仕舞い売りにより急反落、スポット自体は変わらなかったものの、NY定期が売られたことが強気に失望感を与えた可能性も。材料はロシア待ちであり、そのロシア自体の動きも不透明である。1000円から1200円の大きなレンジとはいえ、買い気は薄い。スポットは290ドルで変化がなかったことから、期近8月限は4円安と下げ渋ったが、他は軒並み14円安から19円安で引けている。為替が3時40分頃に140.10円Bまで円高化し、台割れ寸前にまで迫っていることから、円高が気になるところである。また、本日は米国でFOMCが開かれるが金利動向が要注目である。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/30 09:20 貴金属 <TOCOM>刺激材料乏しくまちまち
30日のTOCOM貴金属市場は、円相場の落ち着きやニューヨーク市場の小動きでの入電を眺めて引き続き方向感の定まらない展開となり、強弱まちまちで推移することとなっている。
円相場に目立った動意が得られない状況下では貴金属における取引にも積極性を欠くこととなっている。貴金属独自には刺激材料が少なく、円相場次第の動意となるのも仕方のないところではある。
今日のところはパラジウムの軟化が目立っている。ロシア情勢には変化がなくNYMEXにおけるポジション調整によるものと考えられるが、このところ上値が重くなっているようだ。価格水準的には思惑的な売り姿勢が強くなってもおかしくはないだけに、買い方にとっては新規手掛かりを得たいところ。
98/06/30 08:32 貴金属 <金>NY市場メタルは、全般的に軟化商状
NY市場金は、週末の独立記念日からの3連休を前にして、動意薄の展開である。南通貨・ランドの下落、また、株価の続伸などは殆ど材料視されなかった。値動きも上下2ドルの範囲であり、まさに閑古鳥が鳴くような有り様である。ただ、IMFの金売却をめぐる論争再開が見込まれるといった英国蔵相の発言もあり、要注意であろう。TOCOM金は、為替次第の展開と見られ、その為替に変化がないうちは動けそうにない。投機家は下値で買いたい向きが多く、待ちの姿勢と見られる。8時20分現在の為替は142.25円B、金スポット293.1ドルで1340円は1円高。銀はNY確りでスポット5.31ドルで242.8円は1円高見当。白金、パラジウムのスポットはロシアの動向待ちながら、最近は殆ど動きがなくなっている。白金は350ドル、パラジウムは290ドルというところだが、今後は相場の静から動への動きを捉えたいところである。白金は1601円と4円高、パラジウムは1326円で2円高見当。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/29 16:15 貴金属 <金>TOCOMメタルは、白金が確りに引けた他はそれぞれ高安マチマチで引けた
TOCOM金は、円安を受けた商社買いに確りの寄り付きとなったが、寄り後すぐに為替が円高へと向かったことから、一気に本日安値1320円を付けるに至った。その後は1320円台でのもみ合いであり、結局1322円と4円安で引けている。寄り後瞬間的に10月以降の限月が軒並み一代高値を更新しているが、本当に瞬間的であった。また、先週末での取り組みを見ると自己玉売りが大きく減少しており、投機家がこの上昇過程で買い玉を利食いしたことが判る。投機家は手が空いた格好であり押し目突っ込みがあれば買い拾う姿勢であることは容易に想像できる。為替の方向性が今一歩ハッキリせず仕掛けにくいところではあるが、ここは待ちの姿勢を堅持というところであろうか。
銀は、円安により中物までが確りの寄り付きであり、中物以降は円高を受けマチマチの寄り付きであった。銀相場も材料難であり為替の動きに左右される展開が続いている。220円から240円といったレンジ内の動きが続いているが、240円超えが一つのポイントだろうか。先物は233.7円と1.6円安で引けている。白金は、円安を受け総じて確りの寄りであったが、やはり円安を受け軒並み寄りから10円あまりの下落を示したが、売り方の買い戻しから徐々に値を回復、結局1550円と前日比6円高で引けた。白金はここ1−2週間殆ど同レベルの動きとなっており、現状は方向性に欠ける展開である。スポットも350ドル中心の小動きであり、為替も見通し難で仕掛けずらい。パラジウムは期近から高安マチマチの寄り付きであり、上下で20円あまりのレンジの中、引けも高安マチマチで引けた。ロシア関連の材料も消化難というところであり、正直判りずらい。現状は高値買い付きは避け、逆に上値は売られる展開である。前週末時点での自己玉買いは17,800枚であり、トン換算26.トンの投機家の売りということになる。内部要因は売り過ぎということになる。ただ、動きにくい。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/29 09:48 貴金属 <TOCOM>まちまち
29日のTOCOM貴金属市場は、円相場が円安傾向ながらもドルベースでは小幅軟化して入電しており強弱の方向感が定まらない展開。小幅まちまちで推移することとなっている。
円相場次第の展開となっている。週末には住信・長銀の合併計画が明らかになり円の強含む場面も見られたが、結局は大きな動意には至らず再び円安に転じていることからTOCOMでの貴金属の下げ幅は限られることとなっている模様。ただし、1ドル=143円あたりの水準ではドルの頭が重いことからその後の円先安感は膨らまないようで積極的な買い意欲を誘うまでには至っていない。
貴金属自体にはほとんど手掛かりがなくドルベースにおける金の動意は円・ドル相場を眺めてのものとなっている。目先はレンジ内での動意を余儀なくされそう。
98/06/29 08:13 貴金属 <金>NY市場メタルは軒並み小幅下落商状
NY市場金は、南アフリカ通貨ランドの急落により、生産者筋のヘッジ売りが入ったようだが、商い閑散の中ショートカバーも入り、大きな下落にはならなかった。TOCOM金は、為替が円安傾向ということもあって反発が予想される。NY市場でドルは、ロシアの経済混乱と、引き続き日本の金融危機から買われる展開であり、マルクと共に円は売られがちの推移である。8時50分現在の為替は142.60円B、金スポット294ドルで1348円は10円高見当になる。銀はNY市場で小幅安。材料難の小動きである。スポット5.29ドルは242.5ドルと1.7円安見当。白金も同様に材料難から小動きである。スポット350ドルは1605円と1円高見当。パラジウムはロシア中銀の混乱を材料視し兼ねている。ロシア中銀総裁は、大統領が中銀によるパラジウム売却を承認する政令に調印したとの観測を否定し、また、中銀は、ノリリスク・ニッケルから日本へパラジウムを直接売却したとの発表を行っていたという。内外ともにこの手のニュースには飽きが来ている感があり、またかといった感がある。スポット292ドルは1339円と18円高見当だが。為替市場は依然として円安傾向であり、ドルの上値の目処はつきにくい。円安であれば各メタルとも上値トライの展開と見られる所である。しかし、為替には要注意である。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/26 16:16 貴金属 <金>TOCOMメタルは円安、NY高を反映し軒並み上昇を示す
TOCOM金は、NY反発、円安を受け軒並み15円前後の大幅上昇で寄り付いた。その後も円安推移で上げ幅を伸ばし各限月共に一代高値更新となったが、引けにかけての円急反発で上げ幅を削った形である。4月限は1328円と16円高で引け、新甫6月限は寄り・高値1330円、安値1323円、引けは1326円だった。手口は投機家の手仕舞い売りに対して商社の裁定買いといった状況である。銀は同じくNY高、円安で4円前後の大幅上昇で寄り付いた。その後はもみ合いながらも確りで4月限は235.9円と5.5円高で引け、6月新甫は寄り234円、高値235.5円、安値232.8円、引けは235.3円だった。金同様に投機家の利食い売りに対して商社の買い支えといった手口である。白金は、円安、また、割安といったことから一部大手商社が積極的に買いに出た形であるが、やはり投機家の手仕舞い売りから期近中心に上げ幅を削る展開。6円から19円高の引けとなっているが、4月限は1554円と14円高で引け、新甫6月限は寄り1545円、高値1550円、安値1537円、引けは1544円。パラジウムは、NY安であったものの昨日売られ過ぎ、また円安の進みといったことで売り方の買い戻しが入っていた模様である。全体的には9円から22円高といったことで、大きな上昇には至らなかった。ただ、依然として日中のレンジは幅広いものとなっている。4月限は1168円と18円高で引けたが、上下30円近くの値動きとなっている。また、新甫6月限は寄り1154円、高値1160円、安値1133円、引けは1143円。為替が一時143円台を付け、円安機運を強めたが、住友信託が長銀を救済合併と報道されたことで、株価が急反発、連れて円も一時141円後半を付ける円高となった。来週も為替は波乱が予想され、介入が期待出来ないとなれば更に円が売られる可能性もある。メタル、特に金は米国30日からのFOMCでの金利動向も気になるところ。また、白系はロシアの動向ということになる。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/26 10:01 貴金属 <TOCOM>円安受け反発
26日のTOCOM貴金属市場は、円安地合いが継続していることからドルベースでの堅調を眺めて値ごろ買い意識が膨らむ展開となり、全般的にも上伸地合いで推移している。
介入警戒感が強い環境にもかかわらず意外に円安が進んでいる。テクニカル面からも142円突入には抵抗を示すと考えられていたようだが、あっさりと抜け切る展開を見せており円の先安感は膨らみをみせているようだ。クリントン大統領の訪中により再度の協調介入の好機とみている向きは多かった模様だが、当局からは具体的な動きがないばかりか牽制発言も行われない状況が続いており、円売りが断続的に先行している。
ただ、前回の協調介入直前にはほとんど政府・当局からのコメントが差し控えられていた経験則から、目立った発言がないのは何らかのアクションが行われる前触れとの見方をする向きは少なくない。これ以上円安が進んでしまえば前回の協調が何の意味もなかったことになるわけで、当局も動かざるを得なくなるのではないか。
98/06/26 08:34 貴金属 <金>NY市場メタルは一時のドル安から反発を示す、パラジウムは続落
NY市場金は、NY連銀のレートチェックを受けドルが急落したことを受け反発、しかし、買いが続かず上げ幅を削る展開だった。また、ロシアの商銀の金輸出停止発表も強材料となった模様だ。TOCOM金は、NY高、円安を受け急反発予想となる。8時25分現在の為替は142.30円B金スポット293.65ドルで1343円は20円高見当。為替次第では年初来の高値更新が可能である銀はNY市場限月乗り換えから反発である。スポット5.36ドルで245.2円は6.7円高見当。最近は地合いが弱さが目立つところだが、逆の目が出る可能性も。白金は、金、銀に連れ高。独自性が感じられず戻りも鈍いものとなっている。スポット351ドルで24円高見当だが、人気次第のところも。パラジウムは唯一続落である。ただ、昨日のTOCOM時間では売られ過ぎで、本日はTOCOMは反発が予想されるところ。スポット292ドルは1336円と24円高見当だが。また、ロシアではパラジウムを市場で直接売却するよりも、海外からの融資獲得を目的に、債務の担保として使用する可能性もあるという。本日はまた円安が加速しそうな感があり、波乱の可能性が強い。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/25 16:41 貴金属 <金>TOCOMメタルは軒並み反落、パラジウムの下げが大きい
TOCOM金は、NY安、円安で小幅な下落で寄り付いたが、その後は為替が一時強含むなどしたことから、総じて下落幅を拡大している。また、投機家も手仕舞い売りを急いだようで、商社の裁定(TOCOM買い・スポット売り)売りからスポットも若干の軟化を示している。また、6月限納会は、1335円と年初来の高値であり一代高値1337円に接近してのものである。それを反映してか受け渡し高も1638枚と多いものとなっている。先物は1312円と7円安の引けである。銀は、NY安、円安でマチマチの寄り付き。その後は玉次第の動きで、手仕舞い売りから軟化傾向を示し、一部を除き安値近辺での引けとなっている。先物は230.4円と2.3円安。納会は235.5円と小幅下落して引けたが、受け渡しは52枚と商社受けに対して、投機家の小口渡しとなっている。白金は、高安マチマチの寄り付きで、一時円安を受け強含む場面もみられたが、スポットが350ドルを割り込むなど弱含んだこと、パラジウム安を眺めジリ安傾向に。結局期先は昨日の上げを帳消しにするような下げとなっている。先物は1540円と14円安で引けた。尚、納会は、意外に受け腰が弱く1601円と5円安の納会である。強気は500枚以上を受けると見られたが400枚程を受けたに留まったようで、この面が相場安につながった可能性も。受け渡しは739枚と予想よりも少なかった。パラジウムは納会高にもかかわらず、NY安を映し徐々に値を沈める展開。期近は納会高を受け下げ渋りだが、中物以降は38円安から56円安となっている。昨日のNY市場が続伸することが出来ず、下落に転じたことが今日の下げを大きくしたものと見られる。先物は1150円と56円安で引けた。納会は一部大手商社の強気受けに1550円と110円急騰して納会となった。受け渡しは48枚と予想外?に多かった。白金の地合いの弱さが気になるところだが、パラジウムのロシアとの交渉はいつになるかわからないということで、こちらの方も気がかりである。波乱含みである。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/25 09:50 貴金属 <TOCOM>利食い売りに軟化
25日のTOCOM貴金属市場は、その後円相場に目立った動きがなくニューヨーク市場の地合いを反映するにとどまる展開。ドルベースの軟化を背景に買い方の利食い中心に売りものが先行して推移することとなっている。
とりあえず円相場が141円台で膠着状態になっていることから、積極的な仕掛けはみられずポジション調整が優先されている模様。円相場についてはいつ介入が行われてもおかしくない状況であり、貴金属についてもこのレベルからの円先安を見込んだ買い意欲は膨らみにくい状況といえそうだ。テクニカル的にも先に円高が進行した幅のほぼ半値水準まで円は反落しており、このレベルを突破して円安が進むには相応のパワーが必要となる。あまりにも急速に円が乱高下しているため方向感もつかみにくいが、一方的に円安が進んだ直後だけにそろそろ地合い反転への警戒感が強まっているようだ。目先的には円相場次第の動意が継続することとなりそう。
98/06/25 08:43 貴金属 <金>NY市場メタルは軒並み反落に
NY市場金は、ドル高、株高、原油安で続落場面である。とりわけ原油の相場には期待が込められていたようで、OPECの減産合意にも市場が反応しなかったことが失望された模様だ。これで3日連続の下落である。再度295ドル以下の元のレンジに治まってしまう可能性もある。TOCOM金は、投機家の積極的な利食い売りから頭を抑えられた感があるが、元々投機家自身も大きな上値は期待していないようで、この水準であれば買い玉を降りる方向であると思われる。8時20分現在の為替は141.42円B、金スポット291.9ドルで1327円は5円安見当。銀は、NY市場目先の材料難からレンジ内の動きである。スポット5.26ドルは239.2円と2.4円安見当。白金はNY、TOCOMともに地合いが弱い。ロシアのPGM輸出の主導権争いに対する嫌気もあるが、需給が緩和傾向といわれる。スポット351ドルは1596円と5円高。パラジウムは白金同様の動きだが、上げ幅が大きかった分下げ幅も大きくなったようだ。ロシア中銀がルーブル安定化のために、PGMを売却できるように法律を改正したと発表されたことも嫌気されたようだ。スポット300ドルは1364円と4円高見当。
為替もチャートギャップを埋めるような展開であり、ドルが下げる前の下値は141.65円である。ドルは半値戻りを達成し、3分の2戻りの可能性も否定できず、2番天井といった動きになるのかどうか。円は今一歩信用できないか。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/24 16:06 貴金属 <金>TOCOMメタルは、大幅円安を受け軒並み急伸を示す
TOCOM金は、円安を受け軒並み10円前後の上昇で寄り付いている。投機家の利食い売りに対して商社の裁定買い(スポット売りTOCOM買い)といった形であるが、前場引けを境にして為替は139円台後半から140円台後半の円安へと居所を変えたことで、後場寄りには金は更に10円方水準をアップした。また、スポットも前場引けよりも確りに推移し上げ幅を拡大させている。結局19円高から26円高で引け、先物は1319円と22円高の引けとなった。投機家の利食い売りに高値1322円からは若干下落している。銀も同様の展開で、後場から更に高値を買われるところがあったが、利食い売りから上値は抑えられた格好。ここも投機家売りに対して商社が買うといった構図である。先物232.7円は3.1円高と230円台を回復して引けた。ただ、高値233.9円からは大分上げ幅を削っている。白金は、ロシアからのオファーが伝えられる中前場は弱含みの展開であったが、流石に為替が141円近辺まで円安になったこと、パラジウムが商社買いで50円以上の大幅上昇を記録したことから買われ、結局8円高から18円高と上昇して引けた。ロシアのオファーはプレミアム付きであり、商社とは価格の折り合いがついていないと言う。明日の納会が目先の焦点と言えよう。パラジウムは、NY高、円安で27円から79円高の寄り付きで、戻りの鈍さから一時反落場面があった。しかし、円安、スポットが300ドル大台に乗せるなどで商社の強気の買いが入り徐々に上げ足を伸ばすといった展開。結局軒並み高値近辺での引けとなり、先物は5月27日以来の1200円台乗せの1206円と71円高で引けた。ロシアからのプラチナのオファーはあったものの、パラジウムがないことから思惑?の買いを入れたのかも知れない。ただ、パラジウムは月末、あるいは月初にオファーが入るのではとの見方がある。それでも価格が折り合わないといった状況も考えられる。為替、スポットと波乱含みの展開が予想される。
<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/24 09:39 貴金属 <TOCOM>円安受け上伸
24日のTOCOM貴金属市場は、円相場の急速な軟化を受け値ごろ意識が強まる展開となり買いものが先行、軒並み上伸商状となって推移している。
貴金属自体には目立った手掛かりがなくドルベースでは強弱まちまちでの入電となっていたが、円相場が目先の抵抗レベルとみられていた1ドル=139円台を突破しての円安地合いとなっていることから、TOCOMでの値ごろ水準を引き上げる要因となっている。介入警戒感が根強いため139円台突入は困難との見方がなされていた環境での大台突破だけに、目先の円先安期待はより膨らみをみせている模様。ただ、市場では140円を超えて円安地合いが継続することについては疑問の声が多い。今回のような急速な円安の動きは特に通貨当局が嫌がるところであり、必然的に牽制の動きを誘うこととなるとの見通しがなされている模様。
98/06/24 07:09 貴金属 <金>NY市場金、白金は小幅安、銀は確りでパラジウムは急騰に
NY市場金は、ドル高を受け小幅反落した。目先的に材料難といった状況で、大きく動けないといったところ。白金は、ロシアオファーの打診がやや弱材料として受け止められた格好。逆にパラジウムはオファーの打診がなかったことから、在庫が枯渇しているのではといった思惑がらみで急騰模様となっている。銀は小幅反発、これも金同様に目先の材料難である。7時現在の為替は139.20円B金スポット294.8ドルで12円高見当。白金スポット354ドルで1584円は8円高見当。パラジウムはスポット304ドルで1361円は77円高見当。銀はスポット5.34ドルで239円は3円高見当になる。為替が介入がなければ140円台を窺う可能性も否定できないところである。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/23 16:31 貴金属 <金>TOCOMメタルは、それぞれ高安マチマチで引ける
TOCOM金は、為替が137円台での小動き、スポットも295ドル台で小動きであったことから、商いは手控えられた感が強い。投機家にしても下値で買ったものも手数料を差し引いて、魅力ある価格とは言えず若干は高値で利食い売りを入れた模様ながら、また、昨日利食い売りを入れた向きも、買い直すには同水準ということで二の足を踏んでしまう。オペレーションの違いから商社同士の売り買いが交錯した形であり、相場の方向性に欠ける展開である。先物は結局変わらずの1297円で引た。銀は同様に高安マチマチで寄り付き、後は玉次第の展開。先物は229.6円と0.6円高で引けている。白金は、期近が納会前の玉整理で軟化商状。ロシアからのオファーの打診があったようだが、国内は需給は緩和傾向、また、供給は南アもある、また、オファーが高いといったことから契約までにはいたらなかったようだ。納会の動向が注目されるが、当先のサヤは本日引け時点で52円と大幅に縮少しており、この辺が今後の動きにどう影響するかも興味深い。結局は当限18円安の1592円、先物は1円高の1540円で終了した。パラジウムは、やはり納会前の玉整理から期近は小安い。NY安を受け一時緩む場面も見られたが、引けにかけて下げ幅を縮小している。ロシアのオファー打診は白金だけであり、パラジウムはなかった模様だ。また、ショートポジションが溜まってきた感もあり相場は下げずらい展開となっている。納会次第では高値トライも考えられる。先物は1135円と1円安。為替の動向が不透明であり、ポジションを取りにくい。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/23 09:39 貴金属 <TOCOM>方向感定まらずまちまち
23日のTOCOM貴金属市場は、円相場に目立った動意がみられず今一つ方向感が定まらない展開。ドルベースでの軟調を眺めて売りものが先行しやすい地合いとなっているが、全般的にはまちまちで推移することとなっている。
貴金属全般にわたってドルベースでは軟調推移することとなっていた。ドル高が金の圧迫要因になりつれて他の貴金属にも売りものが先行していた模様であるが、ドル相場だけの手掛かりでは積極的な取引には至らなかったようで、明確な方向感が定まっていない状況である。貴金属そのものには新鮮味のある手掛かりがないため動意の幅は限られている。目先的には、円・ドル相場が不安定な取引を続けている限り為替次第の展開となりそう。
98/06/23 08:38 貴金属 <金>NY市場メタルは為替次第の展開で、金中心に軒並み反落
NY市場金は、昨日アジア時間帯で大幅に売られたことを受け、また、ドル高ということもあり、前週末とは打って変わって反落場面である。現状は、内外ともに為替次第の展開であり、TOCOMでは投機家がうまく立ち回っているという状況である。8時半現在の為替は137.45円B、金スポット295.2ドルで1305円は2円安といった予想だが、為替、投機家の出方が注目される。銀はTOCOM。時間で昨日スポットベースでは下げ過ぎ。スポット5.33ドルは235.5円と0.4円高見当。しかし、人気が離散であり、上は難しいか。白金は、NY市場金に連れた動きでありここの所材料らしい材料が見当たらない。昨日は納会受けが予想される取引員の当限に手仕舞い売りが見られたが、500枚以上は受けるのでは見られており、商社の出方も注目されるところ。スポット356.5ドルで1575円は1円安。パラジウムはNY市場ではスポットが確りの状況。ロシアの動きが見られないだけに、売るにも売りずらいところ。スポット293ドルで1295円は10円高見当だが。本日も為替市場は上下波乱の様相。ただ、137円台での往来の可能性も。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/22 16:21 貴金属 <金>TOCOMメタルは、NY高、円安で反発、白金は手仕舞い売りで中物以降が下落に
TOCOM金は、NY高、円安を受け当限が31円高で寄り付いた。しかし、為替が9時の寄り付き138.18円円以降円高へと推移したことから、2番限以降は軒並み17円前後の反発寄り付きとなっている。投機家の利食い売りに対して商社の裁定(TOCOM買い・スポット売り)買いで下値は支えられた感はあるが、スポットは295ドル前半とNY市場終値に比べ3ドル以上も安い水準となっている。NY市場が300ドル台乗せの引けとなっているが、更に上を買うだけの材料はこれといった見当たらないだけに、上値は重いのも確かである。ただ、本日3ドル以上も下値を売られているだけに、NY市場、為替のの動き次第ではもう一段の戻りも考えられる。先物は安値1297円と19円高で引けた。銀は、金同様に反発の寄り付きとなったが、中物高、期先は伸びずといった寄り付きだっただけに、その後はサヤ修正の動きである。スポットはNYに比べ6セント余り下を売られたが、中物は上げ幅を削る展開であり、期先は上げ幅を拡大しての引けとなっている。ただ、人気が薄いだけに上値も重い状況である。先物は229円と3円高で引けた。白金は、NY市場大幅上昇も、TOCOM市場の割高感から商社売りに頭を抑えられた感が強く、スンナリ採算通りの上昇とはならなかった。採算は40円余りの上昇といったことだが、10円前後の上昇でしかなく、その後は円高も加わり10円以上も値を下げる場面となっている。ただ、安値を付けた後は買い戻しなどから徐々に値を回復、寄り付き後に売りを入れた商社も下値で買いを入れたようで、戻り過程では買い方強気の手仕舞い売りも散見された。やはり国内は景気の回復が遅れていることから、需給は緩和傾向であり、今月納会も強気受けに対して商社渡し、手持ち投機家の渡しも考えられ、受け渡し量は比較的多くなるのではないか。結局期先が引けにかけて売られ、期近確り、期先安の引けとなっており、先物は1539円と1円安である。パラジウムはNY高・円安で20円前後高で寄り付いた。白金同様に円が強含みに推移ということで買いが控えられ、上げ足は鈍いものとなった。ただ、ロシアの現物売却が5月中旬以来途絶えていること、日本との長期契約も殆ど進んでいないことなどから、徐々に需給は逼迫気味と伝えられ、TOCOMも徐々に引き締まるといった展開である。一時6千枚台に減少した自己玉も1万5千枚余りにまで増加を見ており、その意味では投機家の売り玉が増加を辿っているということになる。取り組み面からは下げずらい展開が予想されるところである。先物は1136円で21円高。
<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/22 10:24 貴金属 <TOCOM>総じて堅調
22日のTOCOM貴金属市場は、急速な円の軟化およびドルベースでの上伸を眺めて値ごろ水準を引き上げる展開となり、総じて堅調となって推移している。
円相場が荒っぽい展開で推移しているのにつれてドルベースでの貴金属の動意幅も広がりをみせている。貴金属市場における具体的な手掛かりは依然少ないものの、ドル相場の乱高下、特に米国がドル売り介入に打って出るという通常ではめったにお目にかかれない環境に、貴金属市場における思惑も交錯することとなっているようだ。基本的に、ドル相場とドルベースにおける金相場とは逆相関の関係にあり、ドル安は金の値ごろ水準を引き上げる手掛かりとなる。また、円安を回避することでアジア経済復興とともに需要面での好転が期待できるとの思惑からも値ごろ意識は膨らんでいるようだ。
動意の幅が広がれば市場の注目度は高まり、地合いも決して悪くはない。ただ、円安相場が反転したからといって早々に金の需要が回復するとは考えにくいのも確かで、急速に値ごろ水準を引き上げればその反動も懸念されるところである。
98/06/22 08:29 貴金属 <金>NY市場はドルが主要通貨に対して軟化したことを受け、軒並み急上昇に
NY市場金は、ドルの下落を映し急反発。8月限は4月下旬以来の300ドル台乗せとなっている。ドル高でショートポジションが積み上がっていたことから、逆の展開となっている。TOCOM金は、週末のドル・円反発の流れを受け138円台となっていることから、大幅反発が予想される。ただ、下値で投機家が積極的に買い玉を仕込んだことから、本日は利食い売りが予想されるところ。8時25分現在の為替は138.15円B、金スポット296.5ドルで1317円は29円高見当。銀は同様に反発。スポット5.37ドルで238.5円は7円高見当。白系白金も新たな材料待ちの展開であり、為替の影響を受けやすい。スポット362ドルは44円高見当。パラジウムも同様にスポット294ドルで1306円と54円高見当。ただ、円急騰となった時には余り下落を示さなかったことからすれば、本日は逆に上昇後上げ幅を削る展開かも知れない追随買いは避けるところか。為替、スポットともに動きそうだ。
<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/19 16:25 貴金属 <金>TOCOMメタルは軒並み下落を示す
TOCOM金は、為替が強含みの寄り付きとなったことから、当限5円高を除き小幅反落してのよりつきとなっている。その後為替が137円を挟んでのもみ合いとなったが、スポットが弱く商社の裁定(スポット買い・TOCOM売り)売りで(一部大手商社はオペレーションの違いから買い)終日弱含みの展開。結局先物は1278円と6円安で引けている。NY市場がレンジの上限を抜けきれず、円高含みと見れば未だ下値を打ったとは考えにくいところ。銀はNY安から安寄りであり、買い気も乏しく結局本日安値近辺での引けとなった。先物は226円と3円安の引けだった。白金は、スポットに比べ割高ということから商社の売りに値を沈めている。全般的に商社の売りであり、投機家が値頃買いを入れたということになる。当限は25日に納会を控え、大量の受けが出るとの見方から割高推移であり、その割高に対して商社の裁定売りといった状況であろうか。白金は国内需給は緩和しているといい渡し物は十分にあるという。納会が注目されるところだが。パラジウムは当限11円高を除き殆どかわらずで寄り付いたが、最近の方向性の不透明さから商いは手控えられ気味である。先物は5円高の引けとなっているが、他はかわらずから3円安と、上値も重い状況である。材料待ちの局面といったところ。出来高は8600枚あまりと1万枚を切る状況である。為替が円高方向との見方で一致しているようであり、とすればTOCOMメタルにとっては弱材料である。目先的には高値掴みは避けたいところで、むしろ、戻りあれば売りたいところではないだろうか。かわせの動きに要注意である。
<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/19 10:03 貴金属 <TOCOM>概ね軟調
19日のTOCOM貴金属市場は、円相場の小動きを眺めてニューヨーク市場の軟地合いを引き継ぐ展開。ドルベースで下げ渋ったパラジウムを除き全般的に軟化傾向での推移を余儀なくされている。
円相場がその後通貨当局の目立った動きもなく137円絡みで落ち着きを見せていることから、ドルベースでの動意が手掛かりとなっている模様。昨日の急落地合いの影響もあり調整売りが先行することとなっている。金については、仏中銀が米、独、伊、仏の各中銀による金売却の計画はないことを明らかにしたが、積極的な手掛かりにはならず下支え要因となるにとどまっているようだ。
昨日は日米協調によるドル売り介入に貴金属市場全般の地合いを押し上げる展開となっていたが、今日の動意を見る限り今後の貴金属ドルベースでの推移に対する影響は軽微なものとなりそう。ただ、貴金属全般的に新鮮味のある手掛かりが欠如している環境から、ことTOCOMでは円相場次第の展開を余儀なくされるのは仕方のないところ。もし貴金属とドルとの逆相関が作用しないのなら、円相場に基づく動意の幅がこれまでより更に広がる可能性も十分考慮される環境となるわけだが・・・。
98/06/19 08:34 貴金属 <金>NY市場メタルは軒並み反落
NY市場金は、フランス中銀の年次報告から続伸したが、ドル反発を受けて軟化、小幅安で引けた。レジスタンスである295ドルは抜けきれなかった。TOCOM金は円大幅高の修正が入って若干円安となっている。ただ、スポットは若干下落であり小幅上昇予想だが、為替、投機家次第の展開か。8時25分現在の為替は137.35円B、金スポット292.95ドルで1294円は1円高見当銀は、NY市場大幅在庫増を受け急反落。スポット5.27ドルで232.8円は3.5円安見当。白金はロシアのスポット売却?から軟化したと伝えられる。前日のTOCOMでは上を買われたためにスポットでは5ドル安である。スポット358ドルは1581円と16円安見当。パラジウムは同様に急反落を示す。ただ、TOCOMでは昨日売られ過ぎのため採算は若干確り予想だが。スポット290ドルは1281円と5円高見当。来週は25日納会だが、白系は要注意局面を迎える。為替も引き続き波乱見込みである。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/18 16:43 貴金属 <金>TOCOM金、銀、白金は大幅円高も安値からは離れる。パラジウムは逆の展開で高値から離れる
TOCOM金は、為替が135円後半と、前日引け値143.2円から7.5円もの円高で始まったことを受け、8月、12月限が40円安のストップ安で寄り付き、期先は投機家の積極的な押し目買いから36円安、30円安と下げ渋って寄り付いた。また、スポットも投機家の積極買いを反映し、商社の裁定(TOCOM売り・スポット買い)買いで強含み。寄り後は円が弱含んだために投機家の買いは一層増したようだが、商社の裁定売りに押された感がある。結局は大引けにかけて円が弱含んだために下げ幅を削っての引けとなったが、先物は寄り値が高かったために上げ渋った。先物は安値1276円高値1289円、引けは1284円で31円安。先物日足チャートは大穴を開けたが、目先的にこれを埋める展開が予想されるところである。銀は同様に寄り付き、寄り後を安値に投機家の押し目買いから下げ幅を削る展開に。結局期先2本が230円台割れとなったが、回復することはできなかった。先物は安値227.2円、引けは229円で1.7円安。白金はやはり採算よりも下げ渋り30円前後の下落で寄り付いた。寄り後は若干下値を切り下げたが、投機家の押し目買いから徐々に下げ幅を回復、結局7円から17円安の引けとなったが、ここでも投機家の買いに対して商社が裁定売りといった構図である。先物は安値1528円、引けは1550円で17円安。高値は1554円だった。結局最近のレンジ1550円の上下20−30円を脱しきれない展開である。パラジウムはNYの急騰から、大幅円安を差し引いて、期近中心の上昇で36円高から3円高で寄り付いた。寄り後は期先の上げ渋りに対して割安感から上げ幅を拡大したが、他のメタルとは逆に徐々に上げ幅を削る展開である。先物は逆に前日比ではマイナスに落ち込み、投機家の戻り売り意向を鮮明にした形である。大幅ドル安・大幅円高はTOCOM投機家は押し目買いを積極的に入れた形だが、NY市場がドル安を映し続伸できるかどうかが焦点である。1日で7−8円もの円の動きは動き過ぎである。ただ、投機家は冷静だったと見るべきだろうか。入電が待たれるところである。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/18 10:07 貴金属 <TOCOM>パラジウムを除き急落
18日のTOCOM貴金属市場は、日米協調介入実施による円相場急騰を背景にパラジウムを除き手仕舞い売りが先行する展開となった。円相場の影響が強い金は一部限月がストップ安を示現するなど急落商状となっての推移を余儀なくされている。
ドルベースは軒並み上伸しての入電となっているが、それ以上に円高の進行幅は大きく、値を削らざるを得ない状況となっている。今のところ、円相場が136円台で落ち着いているため値ごろ買いに安値からは水準を引き上げているが、目先円相場の振幅によっては貴金属全般に不安定な取引を強いられることになりそう。その円相場については、一応135円あたりが当局の目標との見方がなされているが、場合によってはまだ介入を続けるとの見通しもありまだ予断を許さない状況といえる。
98/06/18 08:38 貴金属 <金>NY市場は、ドルの急反落を背景に軒並み急反発商状
NY市場金は、大幅円高・ドル安を背景に急反発だが、中心8月限はレジスタンスである295ドルは一時クリアしたものの、引けには294.9ドルと抜けきれなかった。今一懸念されるところである。見方によっては新規材料は見られず、ドルの急落に反応しただけとの冷めた見方もある。TOCOM金は、NY市場の反発分を相殺しても余りある円高で急落予想である。8時半現在の為替は136.30円Bと、前日引け時点よりも7円近くの円高となっている。スポット293.2ドルで1285円は42円安見当であり、ストップ安の可能性も。銀もNYでは金同様の展開。スポット5.36ドルで234.9円は4.5円安見当だが。白金は同じく360ドルで52円安と、これもストップ安の可能性が。パラジウムは唯一採算プラスとなる。スポット292ドルで1280円は23円高見当。ただ、為替の動きがまだ止まっておらず、また、スポットも動き気配があり、それぞれに要注意である。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/17 16:17 貴金属 <金>TOCOMは金を除いて軒並み上昇
TOCOM金は、円高を映して軒並み10円前後の反落商状であるTOCOM時間での為替も142円前半から144円前半へと大きく動いたが、それをスポットが緩和する展開となったことから、金は大きくは動けなかった。先物で高値1320円、安値1312円と僅かに8円であり、引けは1315円と11円安である。この値動きから人気は徐々に離散傾向であり、また、為替が不透明ということも離散に拍車をかけている。三角持ち合いを上抜けた相場と見れば押し目買いということになるが、為替次第では下に突っ込む可能性もある。銀は、マチマチで寄り付き投機家の買い戻しから確りする場面も見られたが、結局上げ幅を削り小幅高で引けている。2900枚余りと人気は離散している。先物は230.7円で1.2円高で引けた。白金は、NY高を映して結局確りの引けとなった。ただ、値動きが10円前後と小さくなっており、一時に比べ力強さはない。NY市場の白系需給の逼迫懸念が若干響いている様子である。先物は安値1556円、引けは1567円で6円高。出来高は27000枚余りで一時に比べ少なく、また、相場の不透明感も商いを手控えさせているようである。パラジウムは期近安の期先高で引けた。目先材料に不透明感が強く、かといってここのところ自己玉の買いが膨らんでいることから下値は拾われるといった展開が続いており、うっかり下値も売り込める環境でもない。また、スポットも徐々に確りとした展開を披露している。先物は安値1092円で、引けは1118円の18円高と高値引けだ。出来高は8600枚余りと極めて少なくなっている。為替は4時15分現在142.80円Bと円が確りの推移である。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/17 08:41 貴金属 <金>NY市場は軒並み反発傾向
NY市場金は、ドルの急落を好感し、ファンド筋のショートカバー中心に反発となっている。金は目先的に売られ過ぎているとの指摘もあり、295ドル近辺までの反発は予想されていた。ただ、上を買っていく材料は見当たらず、強気にはなりずらいとしている。TOCOM金は、円高で反落が予想されるが、東京時間円安時にはスポットが弱含みで推移していたことが多く、逆に、円高時にはスポットが確りの推移になると予想される。8時半現在の為替は142.70円B、金スポット288.6ドルで1324円は16円安見当になるが。銀は、NY市場反発だが、やはり円高で続落予想になる。また、国内人気も弱い。スポット5.19ドルは238.1円と1円安見当。白金は、最近の地合いの弱さを吹き飛ばすような反発だが、改まっての材料は未だ見られない。ただ、白系はロシアの売却から日が経っており、そろそろ需給は窮屈になる可能性もある。下値も売りづらいか。スポット355ドルは1629円と9円高見当。パラジウムはNY小幅な反発にとどまっている。戻り足が鈍く弱含みが続くか。スポット272ドルで1248円は18円安見当になる。為替のドル高・円安にどこまで修正が入るのか見極めるところか。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/16 16:22 貴金属 <金>TOCOMメタルは、円高で一時下げ幅を拡大したが、結局下げ幅を戻す展開
TOCOM金は、円安の中スポットが弱含みで僅かに確り程度の寄り付きとなっている。その後は一時円安が進んだことで若干上げ幅を拡大したが、逆にドルがポジション調整から下げ足を早めるに連れ、金も下げ幅を拡大した。前場引け前に軒並み前日比12−3円の下げを記録したが、為替は寄り後の146.75円を円の安値に、11時半頃に142.40円(出来値ベース)円の高値まで4円以上のドル急反落といった急激な変動を示している。幸い後場に入ってはドルの調整終了からドルが戻し局面となっており、また、スポットも286ドル近辺にまで反発を示していたことから、金も徐々に値を回復するといった状況だった。結局、大引けには1円高から8円高と期近中心の反発となっている。先物は1312円を下値に1326円と1円高で引けた。銀は、マチマチで寄り付き、一部限月を除き弱含みで引けた。下値は商社が支え下げ幅を縮小した形だが、先物は230円を割り込み229.5円と1.2円安で引けている。内外ともに地合いが弱く、円安が下げを食い止めているといったところ。白金は、スポットが弱く小幅安寄りで、円高に連れ下げ幅を拡大し、一時は軒並み20円前後の下落場面があったが、ドルの戻りで結局4円安から4円高の引けであり、為替の動きに左右された展開だった。先物は安値1539で、引けは1561円と2円高。パラジウムも弱含みで寄り付き、円高で下げ幅を拡大、一時は30円前後下落場面もあった。引けにかけては当限が14円高と反発となった他は、下げ幅を縮小するにとどまっている。先物は安値1075円、引けは1100円で5円安。本日は為替に調整が入ったということで、投機家も更なる円の調整高と見てか、各メタルともに売り先行といった感じが強い。ただ、その後は146円近辺にまでドルが戻したことから、下値の売りは掴まった感じである。4時20分現在は145.25円Bとなっているが、146円半ばまで進んだドル高・円安は目先行き過ぎとの見方が多くなりつつあるようだ。本日介入はなかったようだが、介入がなくもストップロスのドル売りがヒットした形でのドル急落であり、目先的にはいいところに来ているのかも知れない。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/16 09:51 貴金属 <TOCOM>方向感得られずまちまち
16日のTOCOM貴金属市場は、円相場が波乱の展開から一服していることやドルベースでの小浮動を眺めて方向感の定まらない環境となっている。全般的には強弱まちまちで推移することとなっている。
ドルベースは軟調ながら目立った動きは見せておらずTOCOMでもポジション調整が中心となる取引での推移を余儀なくされている。円相場も急速に円安が進んだ後だけに模様眺め気分が強まっており、積極的な取引が見送られていることから、目立った影響を与えるには至っていない。
98/06/16 08:47 貴金属 <金>NY市場は軒並み下落商状
NY市場金は、ドル高に圧迫され続落である。ただ、株価の急落等から下値は支えられた感もある。また、ファンド筋の売り過ぎも懸念されるところである。TOCOM金は、円安が進んでいることから上昇が予想されるところである。持ち合いを放れた後は、徐々に下値を切り上げる展開となっており、歩みは遅いが円安が続く限り堅調地合いが続きそう。8時35分現在の為替は146.60円B金スポット284.6ドルで1341円は7円高見当。銀は、NY市場ジリ貧で、TOCOM市場も人気離散から上昇力に欠ける展開となっている。ただ、円安で下値を売る展開とも思えない。スポット5.08ドルで239.4円は0.7円高見当。白金は、やはりドル高に圧迫されたところがある。目先は材料難であり他のメタルに追随の展開が続きそうだ。スポット346.5ドルで1633円は11円高見当。パラジウムはNY反落、目先的に材料難である。レンジ内の動きに終始か。レンジは大きく1050円から1170円と見られているが。スポット270ドルで1273円は15円安見当。本日も為替の動きに釘付けといった感もある。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/15 16:10 貴金属 <金>TOCOM金は円安を受け上伸、銀は小安い。白金はマチマチもパラジウムは25円前後の上昇に
TOCOM金は、スポット安だが、円安が145円後半まで進んだことから、引けにかけて上げ幅を伸ばしている。前場は円安がスポット安を相殺する形で身動きが取れず、商いは手控えられ気味だった。スポットの下げは止まったものの、円安は止まらず、結局円安分の上昇を示している。円安に歯止めがかからない以上は、ジリジリながらも上値トライの展開が見込まれるが。先物は1325円で6円高。銀は、金同様にスポットが軟化を示し、また、人気も盛り上がらず、小幅安の引けとなっている。NY市場が下げ足が止まらなければ、TOCOM市場のジリ貧商状は続きそうではある。先物は一時230円を割り込んだが、値頃買いが入って下げ幅を若干回復した。先物は230.7円と0.8円安。白金は方向性に欠ける中、高安マチマチで引けた。ロシアの対日交渉が近い(白金に関して)との見方から弱含みであるが、円安が進み下値を売る向きも見当たらないといった状況だ。ただ、需給環境から期近は弱く、当先のサヤは縮小気味の推移である。先物は1559円と2円高。パラジウムはNY高を受け軒並み20円以上の上昇で寄り付いた。高値警戒、商い見送りといったことで一時緩む場面が見られたが、引けにかけ中物中心に引き締まった形で引けた。ロシア関連では、月末に対日交渉が・・・といった噂もあるが、確認は取れていない。先物は1105円で19円高。為替が146円に近づいている。どこで歯止めを掛けるのか、当局の姿勢が問われる。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/15 09:50 貴金属 <TOCOM>全般的にはまちまち
15日のTOCOM貴金属市場は、円相場が再び軟化傾向にあるもののドルベースでの軟調を背景に積極的な取引は見送られる展開。方向感ははっきりせず全般的には強弱まちまちで推移することとなっている。
外為市場の円相場は再び1ドル=145円台突入を睨んだ展開となっているものの、金を中心にドル高を嫌気した売りものが先行、軟地合いでの推移を余儀なくされている。このところ円安への反応が薄いどころかドルベースでの軟化が懸念される環境となっており、円安人気がなかなか膨らまない状況のようだ。
パラジウムは反発。相変わらずロシア情勢に変化はできない状況から、売り方の買い戻しが先行した模様。ロシアによる輸出再開の可能性が高いとの見通しからこのところ軟化傾向を余儀なくされていたが、基本的な供給不安は何ら解消されておらず上値波乱の可能性はまだ残されていると考えておいた方がよさそう。
98/06/15 08:45 貴金属 <金>NY市場は、パラジウム急反発を除き続落
NY市場金は、ドル高が引き続き圧迫材料に。基調は引き続き弱く下値トライの展開と見られている。ただ、一部生産者の買い戻しも入っていることから、下落は緩やかと見られている。TOCOM金は、持ち合いレンジ上抜けの公算大だが、しかし、為替の動きに大きな影響を受けることから、一方的な上昇も考えにくい。二進一退の動きと予想されるところ。8時20分現在の為替は144.25円B、金スポット285.8ドルで1325円は6円安見当だが。銀は殆ど変わらず。スポット5.13は237.9円と変わらず。白金は、パラジウム高から離れて、金に連れ安の展開。ロシアがここ数日間プラチナ市場に参入しているとの見方もある。スポット348ドルで1614円は6円安見当。パラジウムはロシアの供給懸念を映し急反発。ロシアは5月に約40万オンス売却して以来、売却を提示していないとの観測がショートカバーを誘った模様だ。スポット275ドルで1275円は49円高見当。引き続き為替市場には要注目。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/12 15:57 貴金属 <金>TOCOM金、銀は大幅円安も下落商状だが、白系は小確っかり
TOCOM金は、大幅円安の中NY市場の急落を受け反落、その後も為替の動きに左右される展開だった。ただ、昨日の高値で利食い売りを入れた投機家は、本日の下落には積極的に買いを入れている。商社は裁定(TOCOM売り、スポット買い)取引を行いスポットは終日確りの推移だった。先物は1326円高値があったが、円の引き締まりにより1319円と12円安で引けた。銀は同様の展開で下げ渋っての寄り付きに見えたが、円が硬化したことによりやや下げ幅を拡大した。先物高値は234円で引けは231.5円と3.7円安で引けている。白金は、NY安、円安で身動きが取れず。先物は前日引け中心に小動きである。スポット高から一時期近中心に上昇場面があったが、結局高安マチマチで引けている。方向性が今一歩ハッキリせず、商いも控えられ気味だった。先物は変わらずの引けとなった。パラジウムは、商い見送られた感が強く、期近は強気の買いで確りの引けとなったが、期先は買い気薄くマイナス水準での引けとなっている。6月下旬から7月上旬にロシアとの交渉が始まるとの噂もあるが、依然として確証のあるものではなく、相場の不透明感は強い。先物は1086円と4円安。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/12 10:09 貴金属 <TOCOM>円急落も様子見気分強く小動き
12日のTOCOM貴金属市場は、円相場の急落もドルベースでの軟化を眺めて様子見気分が強まり積極的な取引が見送られる展開。方向感も定まらずポジション調整が先行、強弱まちまちで推移することとなっている。
外為市場では円の先安感が募ることとなっているが、貴金属市場ではドル高が圧迫要因とされるのはもちろんのことアジア通貨安から連想される深刻なデフレを懸念、TOCOMにおける方向感が定まらない環境となっている。今のところ円の下値の目処がたっていないため貴金属の値ごろ意識が高まってもおかしくはないのだが、この円安に連鎖したアジア経済への影響が懸念される状況でもあり、積極的には仕掛けにくい環境となっているようだ。
今日は全般的に金の軟化につられる展開だが、COMEXでの地合いはかなり悪化している。ECBの金準備政策に失望させられた上、ドル高とデフレ懸念に圧迫される環境は更なる金相場への悪影響を連想させることとなっている。
98/06/12 08:31 貴金属 <金>NY市場メタルは、ドル高を受け軒並み急落
NY市場金は、最近の弱地合いの中、ドル急騰に圧迫され急落を余儀無くされている。まさにドル高による商品デフレといった感も。更にインフレ指標であるCRB指数は210ポイント台にまで下落しており、この面からも金を買う根拠とはならない。TOCOM金は円安が支援材料だが、NYの下げが大きい。8時15分現在の為替は143.95円B、金スポット286.55ドルで1326円と14円安見当。為替の動きに要注意である。銀もドル高が圧迫。スポット5.16ドルで238.8円は4.6円安見当。白系も続落であり、軒並みドル高に打たれた感がある。ただ、ロシア以外からの現物が出回っているとのPGMディ―ラーの指摘もあり、予断を許さない。白金は350ドルで1620円と3円安見当。パラジウムは264ドルで1222円は9円安見当。為替の影響を受けやすい展開だけに、売買は慎重を期したい。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/11 16:42 貴金属 <金>TOCOM金、銀は反発、白系白金は小幅反発、パラジウムは続落に
TOCOM金は、前日売り過ぎの反動から10円余りの上昇で寄り付いている。その後は為替が徐々に円安となったことを受け、商社買いに上げ幅を拡大した。スポット自体も確りとした推移であり、大引けにかけて上げ足を伸ばし、結局、高値引けとなり4月6日の高値1330円を抜き、年初来の高値更新し1331円と25円高で引けた。投機家の利食い売りが入っているが、商社の裁定買いが相場を持ち上げた。円安支援で、チャートは上抜けの形である。銀は、TOCOMは人気離散で上げ足が鈍いが、結局円安が支援となり商社が下値を支えた形で、確りの引けとなっている。全般的には0.9円から2.1円高で、先物は235.2円と2.1円高の引けだった。白金は地合いが弱く、一時下値を売られる場面があったが、利食いの買い戻し等から結局は確りの引けとなっている。当限だけはスポットの軟化から5円安の引けとなったが、他は2円高から7円高で引け、先物は1536円の安値があったものの、1557円と7円高で引けた。円安ということもあり下値も売り切れないといった状況だ。パラジウムは前日の流れ、また、NY安もあって当限が81円安、他限も軒並み60円前後の急落で寄り付いているその後も若干弱含みの展開であったが、利食いの買い戻しに急反発といった展開。戻りは再度売り直されたものの、21円安から55円安と下げ幅を削っての引けとなった。先物は安値1057円があったが、高値で売った向きの利食いに支えられた感もある。引けは1090円と21円安。先物ベース1000円から1200円のレンジ内の動きに思えるところ。また、為替も円安がジリジリといった動きであり、過熱感がなく未だドル高・円安の展開のようだ。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/11 10:16 貴金属 <TOCOM>パラジウムが急落
11日のTOCOM貴金属市場は、円相場の軟調を受け金が反発に転じたほかパラジウムは需給緩和への思惑から買い方の調整売りに急落、総じて強弱まちまちの展開で推移することとなっている。
パラジウムの下落が目立っている。ロシアからの輸出については相変わらず不透明感を払拭できずにいる状況だが、その反面過去の価格推移を考慮するなら「異常」ともいえる高値水準に位置していることで需要家のパラジウム離れが指摘されつつあるようだ。ロシアの高値での売却意向は頷けるし、すでに値段を見ているだけに現在の価格水準を満足しているとは思えない。しかし、長期にわたる高騰相場示現の反動として日本の電子部品メーカーの一部はパラジウムの手当てを敬遠し始めており、ここにきて需給バランスに変化がみられている模様なのである。
もともと、現在の日本の経済情勢を考慮するならパラジウム買付けに太っ腹になれるメーカーはそれほど多くはないはず。もちろん、一時的な相場高騰では仕方なしとの考えはできなくないが、ここまでいじめられては実需も黙ってはいられないということなのだろう。
98/06/11 08:31 貴金属 <金>NY市場パラジウムは大幅な急落に、他は小幅続落
NY市場金は、ワールド・カップ・サッカーが始まったことにより薄商いの中上下波乱となったが、結局小幅安で引けた。ファンド中心にショートカバーの上伸で始まったようだが、豪州ドル安からの鉱山のヘッジ売り懸念、また、ドル高などが圧迫した模様。勿論、昨日の欧州中銀総裁の保有金比率10−15%とのコメントも圧迫材料である。上値の重い展開が続くか。TOCOM金は、前日、スポットベース290ドル割れまで売られており、本日はその修正高ということになりそう。また、為替も円安が進んでおり、昨日の下げを取り戻す展開に。8時20分現在の為替は141.65円B、金スポット292.45ドルで1332円は15円高見当。場合によっては最近のレンジを上抜ける可能性も。銀は金同様に昨日下げ過ぎの修正に。スポット5.33ドルで242.7円と2.1円高見当。白金も同様だが、スポット357ドルで1626円は5円高見当。パラジウムは昨日のTOCOM下げを反映して急落模様である。日・ロの長期契約は進んでおらず、この面で供給懸念は残っている。スポット268ドルは1220円と73円安見当になるが。
引き続き円安傾向であり、介入はいつになるのか、この辺が注目だ<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/10 16:11 貴金属 <金>TOCOMメタルは軒並み大幅安に
TOCOM金は、NY市場安、スポット安から一時先物が1296円と前日比24円安を付けるまでに急落した。スポットは豪州ドル安から鉱山のヘッジ売りが入ったようで、一時289.35ドルと、NYに比べ4ドル以上も下を売られている。さすがにその後は290ドル台に戻しているが。また、為替も140.10円と円高気味に推移したが、本日始まったG7Dでは為替についての声明は出ないとの見方から、141円前半にまで円安化するなど、金市場も右往左往といったところ。昨日利食い売りを進めた投機家は様子見気分が強かったようである。更に、ECBでの保有金比率が10−15%ということになると、長期的に上値を抑える要因として働く可能性が高い。先物は1306円と14円安で引けた。銀は、金に連れ安の展開で、先物は一時230円を割り込み229.6円の安値を付けたが、引けにかけては押し目買いも入り下げ幅を縮小した感じである。先物は233.1円と2.5円安の引けとなっている。白金は、商社の売りで一時30円以上の下落を示した限月も。引けにかけては円安を見た買い戻しに下げ幅を縮小するといった展開である。独自材料に欠けるだけに他のメタルに追随しやすい環境だ。全般的に13円安から24円安で、先物は1550円と19円安の引けとなっている。パラジウムは、買い気薄の中、商社売りで一時50円余りの急落を示した。投機家自身も上値で売った後だけに買いに積極的ではないようである。1000円から1200円のレンジと見られる中、今一段の下げが必要ということかも。ただ、スポットは終日確りの推移であり、定期市場も中物中心の下落といったところ。結局戻すと思われたが戻れず、20円安から50円安と大幅な下落となっている。先物は1111円と45円安で引けた。為替の円安が進みそうであるが、後はどこで介入となるかが焦点となりそうだ。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/10 10:08 貴金属 <TOCOM>総じて反落
10日のTOCOM貴金属市場は、ニューヨーク相場のあえない反落商状を眺めて買い方の失望売りが先行、全般的に軟化して推移することとなっている。
好地合いを継続することはできなかった。昨日の上伸は具体的な買い手掛かりが得られたことによるものではなかったため、その反動による影響はある程度仕方がないとしても、結局のところ「往って来い」となってしまった相場展開に市場のムードは再び悪化に転じることとなっている。ニューヨーク市場でも寄付き直後は前日の地合いを引き継いでいただけに、流れに乗り切れなかったことは悔やまれるところであろう。
貴金属市場全般的に、COMEX金の反落による影響が大きかった模様。ECB(欧州中央銀行)理事会がその外貨準備に占める金準備の割合を10−15%にすることで合意したと伝えられ、買い方は失望売りを余儀なくされたようだ。市場の大方の予想は10−20%の範囲内とされていたが、20%近い水準を予想していた向きは少なくなかったため、弱材料視されることとなっている。
98/06/10 08:42 貴金属 <金>NY市場メタルは、パラジウムを除いて反落に
NY市場金は、ECBの金準備が10−15%になると、ECB総裁が記者団にかたったということから、予想外の低さに市場は失望売りで一時大幅に下げた。しかし、最近の売り過ぎ傾向でショートカバーが入り易い展開であることから、下げ幅を縮小している。また、WGCのマネジャーによれば、「マーストリヒト条約の原案では各国中央銀行が保有する14000トンの金準備すべてが、ECBの管理下に置かれ、目先はECBによる売却の可能性は低くなる」としている。TOCOM金は、NY安を受け反落予想、8時半現在の為替は140.50円B金スポット293ドルで1323円は10円安見当。銀も金の下落に連れた感がある。最近の上昇に対する修正安との見方も。スポット5.31ドルで239.8円は4.9円安見当。白金は、金、銀に連れ安の展開。TOCOMでは目先のレジスタンスを超えたが、本日反落であり、上値の重さは相変わらず。スポット358ドルで26円安見当。パラジウムはNY市場小確っかりの展開。しかし、スポットは反落であり、TOCOMは上値の重さもあり、軟化の可能性も。スポット290ドルは1310円と22円安見当だが。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/09 16:27 貴金属 <金>TOCOMメタルは軒並み上昇、銀はストップ高に
TOCOM金は、NY市場の大幅高、円安で軒並み20円以上の上昇で寄り付き、寄り後は為替が140円近辺まで円高化したことで上げ幅を削った。しかし、為替が円安に戻したことで再度商社買いに反発、本日の高値1323円を付けた。本日は4月6日以来の高値ということから投機家が積極的に利食い売りを進め、商社の裁定(TOCOM買い・スポット売り)が膨らんだ。スポットはNY市場終値296.1ドルに比べ1.5ドル以上下を売られている。ただ、引けにかけて為替が140円半ばへとやや円高気味となったことからスポットはやや反発気味である。先物は寄り引け同時の1320円と22円高。銀はNY高、円安で6円から8円近くの大幅続伸で寄り付いた。一時円高で値を沈める展開であったが、商社が下値を支えた格好で再反発、高値での投機家の利食い売りをこなし、商社買いが勝り10月限以降がストップ高を示現、結局、先物だけがストップ高を付けて引けた。NY市場が出直り気運であり、もう一段の上値が見込めること、更に円安ということもありTOCOM市場も240円から250円の高値トライの可能性も出てきた。
白金は軒並み20円以上の上昇で寄り付いたものの、期先は目先の上値抵抗線1560円での寄り付きだった。その後はもみ合いに終始した感があるが、結局は投機家の売りをこなし、一部商社の買い、強気投機筋の機関店の買いといったことで高値引けとなった。目先の上値抵抗線を越えた形だが、まだ依然として下降トレンドの中といった感が強い。トレンド上限は1590円台か。先物は1569円と25円高で引けた。パラジウムは軒並み30円前後の大幅続伸で寄り付いたが、高値で一部大手商社の売りが買い気を萎縮させている。円安で一時高値トライの様相も窺えたが長続きせず、結局期先は本日の安値での引けとなっている。高値1570円、引けは1556円で20円高。為替が口先介入で警戒感が強いが、介入するまでには至らず、依然としてインパクトが弱い。本日からのG7Dで為替がどう扱われるかが注目というところか。NY金はファンド筋の売り込み過ぎからもう一段の上げの可能性も。パラジウムも同様のようだが。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/09 09:30 貴金属 <TOCOM>軒並み上伸
9日のTOCOM貴金属市場は、外為市場の円安地合いやニューヨークからの上伸しての入電を好感して買い人気が先行する展開となり、軒並み堅調で推移している。
貴金属市場全般的に買いものが集まることとなっているが、ドル相場が堅調となっているにもかかわらず金も値ごろ水準を引き上げる展開となっている。ファンドによるショートカバーが背景となっているようだが、ドル高と機を合わせての上伸調にTOCOMでもかなり好意的な受け止め方がなされている模様。具体的な手掛かりがないだけに例のごとく単発な地合い好転の「見せかけ」に終わる可能性は憂慮されるものの、このまま円安基調とともに人気が回復してくるようなら出直りの期待は高まることとなる。
特に金については、ECB(欧州中央銀行)の外貨準備に占める金準備の割合決定に注目が集まることとなっているが、内容如何によっては強弱の方向性が鮮明になる可能性が高い。まだ金準備の割合が決定されることはなさそうだが、今日にもECBの理事会が開催されることから何らかのコメントが明らかになる可能性も考慮されている模様。
98/06/09 08:45 貴金属 <金>NY市場は各メタルともにショートカバー中心に反発
NY市場金は、ドル高相場を圧迫する中、ファンド筋のショートカバー中心に大幅反発となった。全週末のCFTC発表の取組内訳(6月2日現在)でファンドを含めた投機筋の売り越しが5万3千枚と高水準となったことから、カバーが出ることとなったようだ。ただ、相場は290−300ドルのレンジとの見方が多い。TOCOM金は、NY高に加え為替が141円台を付ける円安となっていることから、本日は大幅な上昇ということになる。前日はスポットベース289.95ドルの引けであり、5ドル以上の反発ということになる。8時半現在の為替は140.90円B金スポット295.4ドルで1338円は28円高見当。最近のもみ合いを上抜けの可能性も出てきたところだが、本日ECB理事会ということもあり、何らかの発言が出る可能性もある。銀は、やはり最近の5ドル割れが目先の底値となった模様である。昨日の地合いを引き継いで続急伸である。TOCOMでは金同様にスポットベースで5.22ドル近辺にまで売られており、20セント余りの反発ということになるスポット5.42ドルは245.5円と9.6円高見当になるが、ストップ高まではどうか。白金は、CFTC発表がやはりパラジウム同様に売られ過ぎの取組となっている。特にパラジウムは1000枚以上のファンド筋の売り越し(6月2日現在)であり、その後の相場の動きは急反発となっているが。白金は1200枚強の買い越しに減少している。白金スポット362ドルで1640円は26円高見当。パラジウムスポット295ドルは1336円と48円高見当。TOCOM市場も投機家の姿勢が売り慕い傾向であり、その辺が円安とも絡んでどう変化していくか。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/08 16:18 貴金属 <金>TOCOMは銀が上昇した他はマチマチの引けに
TOCOM金は、NY安、大幅円安、スポット安で結局ほとんど動きが見られなかった。為替が140円半ばへと大幅円安となったが、スポットがNY市場に比べ1.5ドル安の290ドルと、大台割れ寸前にまで軟化していることから、また、為替が140円台に乗せたことで介入に対する警戒感も強いことから商いは手控えられた格好だ。出来高は22、232枚で先物レンジは1302円から1296円で、引けは1298円と1円安。銀は、NY高、円安で先物は229円と、台替わり近辺にまで駒を進めたが、高値警戒から手仕舞い売りで期先は上げ幅を削っている。取引レンジは229円から226.6円で、226.6円の安値引けだった。白金は、NY安、円安、スポット安といったことで、上下どちらにも動きずらい。先物足で1560円がレジスタンスとなっているようだが、大幅円安ということもあり、下も攻めずらいといったところ。商社、投機家ともに売り買い交錯だが、このところ投機家のショートポジションが増加している。出来高は40,232枚とぼつぼつだが、レンジが1550円から1536円と小さく、気迷いが窺える。
パラジウムは、ロシアからの現物輸出再開がなされず、期近が確りの展開。期先は戻り売りとの見方から高値追随難である。先物1000円から1200円のレンジとの見方が多く、1100円半ばの水準では投機家の売りが膨らみそうである。本日は最近に無く小幅レンジ1152円から1132円の動きであり、出来高も19,248枚と様子見といった感じである。ただ、当先のサヤは再度拡大しそうなムードである。先物1136円は4円高。為替は要注意の展開であり、各メタルのスポットも注意が必要だろう。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/08 09:54 貴金属 <TOCOM>銀とパラジウムが堅調
8日のTOCOM貴金属市場は、円相場がついに1ドル=140円の大台に突入したことを受け全般的に下げ渋る展開。ドルベースでも堅調だった銀およびNYMEXでは小幅軟化していたものの安値からは買いものを集めたパラジウムは上伸地合いとなって推移している。
市場では大方の予想がなされていたものの円相場が1ドル=140円の大台に突入することとなった。決定的な手掛かりが得られたわけではないが、介入警戒感が強まる中調整の買い戻しをこなしながらの大台突破は更なる円の下値残しを想像させる展開といえよう。ただ、現実のところこれを契機に貴金属市場には利食い売りが散見される状況となっており、今のところ上伸の幅は限られることとなっている。
円相場の大台乗せはすでに予想されていたところであるが、このタイミングでの当局による介入の可能性も充分考慮されている。また、G7Dを前に大台を突破したことで為替問題が議論される可能性は高まることとなったことからも、警戒感はさらに強まりを見せている模様。
98/06/08 08:34 貴金属 <金>NY市場メタルは、銀を除いて軒並み軟化
NY市場金は、米雇用統計発表で若干のインフレ懸念が想起されたものの、殆ど材料視されず、逆に地合いの弱さから軟化を示している。ロシアの大手銀行第2位の金輸出発表が弱材料になった可能性も。また、ドル高が圧迫となった模様。TOCOM金は、円安が支援材料で、本日朝の段階から円は140円台への円安となっており、若干の反発予想である。8時半現在の為替は140.30円B金スポット291.2ドルで1314円は4円高見当。銀は唯一反発を記録。チャート的に更なる上値が見込めるとも。スポット5.28ドルで238.2円は3.2円高。白金は、前日の急騰から利食い売りが入った模様。TOCOMでは、1560円がレジスタンスに転換だが、円安の支援があり下値も売り込みずらい。スポット359ドルは1619円で8円高見当。パラジウムも同様に、前日の急騰に修正場面である。スポット285ドルで1286円は3円安見当。為替が140円台となり当局の出方が注目されるところである。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/05 16:00 貴金属 <金>TOCOM金、銀は円安を受け反発、白系白金は小幅高、パラジウムは大幅高に
TOCOM金は、円安を受け小幅反発して寄り付いたが、その後も為替が139円台前半へと円安化したことを受け、投機家の利食い売りをこなし、商社の裁定(TOCOM買い・スポット売り)買いに二桁の反発を記録している。先物は一時1301円と大台を回復したが、利食い売りにやや押された感じで、1298円と10円高で引けた。為替が、橋本首相のスキャンダルから進退問題へと思惑が先行し、政局の混乱を嫌気して円が売られたことから、ドル高値警戒も相当に強いようだが、140円台乗せの可能性も否定できないところに来ている模様だ。ドルベースにはドル高は弱材料だが、国内は支援材料となる。銀は、金同様に確りの寄り付きであったが、人気が弱く買い上げる動きにはなっていない。それだけ人気が離散しているといった証明であろう。先物は寄り値・高値が226円、安値・引け値が225.1円と1.7円高で引けた。ドルベースも下値は5.00ドルがサポートといった感じであるが、上値も大きく望めないといった見方である。白金は、NY高を受け軒並み20円以上の上昇で寄り付いた。しかし、高値では戻り売りとの見方から利食い売りや新規売りに頭を抑えられ徐々に値を沈め、一時は8月限以降は軒並みマイナス圏に落ち込んでいる。その後は円安を支援材料に買い直され、再浮上し、結局期近中心に27円高から2円高で引けた。先物は1546円と6円高の引けだが、高値は1559円、安値は1529円。今までの下値サポート1560円の動きであったが、本日高値は1559円と、1560円は上値レジスタンスに転換したと見られる展開である。パラジウムはNY市場の暴騰を受け値幅制限の無い当限が1333円と83円高で寄り付き、他限も50円から73円高と急騰しての寄り付きである。寄り後はNYに比べての割安感、商社の買いで投機家の利食い売りをこなし更に値を上げたが、高値警戒感もあり前場引けにかけて40円余りを急反落している。後場に入ってからは下値1120円台、高値1140円台の大きなもみ合いとなったが、期近中心に80円高から43円高の引けとなっている。8月限が一時ストップ高を記録しているが、結局66円高で引けた。円安が進む中、若干上げ渋り傾向に見える。白系はロシアからの輸出が近いとの見方もあり、来週も波乱含みの展開が予想されるところ。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/05 10:44 貴金属 <TOCOM>パラジウム中心に軒並み堅調
5日のTOCOM貴金属市場は、円相場の軟化傾向やドルベースの総じて堅調での入電が好感される地合いとなり全般的に買いものが先行、軒並み上伸商状となって推移している。
パラジウムが出直りつつある。一部商社の売り先行姿勢やロシア生産者筋による売却などを背景にかなりまとまった調整売りが相場を圧迫する展開となっていたが、結局のところはロシア政府による輸出再開の目処が依然たたない環境が継続していることから再び買い人気を集めることとなっている。市場が神経質になっているため商社の動向次第で相場が大きく揺さ振られる地合いは継続することとなりそうだが、最終的にはロシアがカギを握ることになるのは間違いないということを忘れぬべき。また、輸出が再開しても需要を満たすことができるか否かは昨年の経験則から大いに不安が残る。しかも、少なくともロシアは値段をすでに見てしまっているだけに、簡単には「お宝」を手放すようなことは考えにくい。
輸出再開を先取りすればするほどその実現はより先送りされることとなりそうな気がしてならない。
98/06/05 08:44 貴金属 <金>NY市場のメタルは、パラジウムが暴騰しプラチナは追随高、金、銀は小幅続伸
NY市場金は、ロシアが公定歩合を150%から60%に引き下げたことや、ドルが若干弱含んだ事が支援材料となった。また、現物需要が好調との見方もある。逆に、イギリスの金利引き上げに他の国が追随すれば弱材料になるとの見方も。更にECBの準備金比率が20%以下になれば弱材料になるとの指摘もあるようだ。TOCOM金は、為替も138円でサポートされる展開となっていることから、若干の反発が予想される。ただし、方向性は鮮明ではない。8時半現在の為替は138.40円B金スポット293.25ドルで1305円は6円高見当。銀も同様に小幅高でスポット5.23ドルで232.7円は2.3円高見当。ドルベース5.00ドルがサポートだが、上値も多くは見込みずらいとの見方が大勢。白金はパラジウムの暴騰に追随高。ロシアのパラジウム売却(生産者、精練業者が40万オンスを売却した可能性)があったものの、政府の輸出は依然として凍結されているとの見方から、再上昇の可能性が高いとの思惑が広がっている。プラチナは追随の動きである。プラチナスポット362ドルで1611円は10円高見当。パラジウムスポット290ドルで1290円は100円高見当。パラジウムは大きく上昇する可能性があるという。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/04 16:22 貴金属 <金>TOCOM金、銀は昨日の上げ過ぎ分の修正安、白系は逆に下げ過ぎからの急反発に
TOCOM金は、昨日の上げ過ぎ分の修正安といった展開である。寄り付きは修正の小幅安であったが、スポットが一時1ドル以上の急落を示し、TOCOMも二桁の下落場面となったが、引けにかけてスポットが急速に値を戻し、下げ幅を縮小している。下値では手の好いた投機家が押し目買いを入れた模様で、商社の裁定(TOCOM売り・スポット買い)取引が活発化した模様だ。先物1288円は4円安。安値は1283円。為替は138円がサポートとして働いているような動きであり、NY市場ももう一段の戻りが入りそうとの見方もある。銀は金同様に昨日の上げ過ぎの修正安といった動きであったが、引けにかけて戻しプラスに転じた限月も見られた。先物は223.4円で0.6円安の引けであり、安値は221.3円。白金は、昨日の下げ過ぎ感から利食いの買い戻し、値頃からの新規買いが相場を押し上げ軒並み急反発の引けとなった。パラジウムが商社の買いに大幅高となったことにも支援された模様である。NY市場は352ドルの安値まであったが、これが目先のそことなる可能性もある。ただ、TOCOM市場はサポート下抜けたということもあり、しばらく戻りは売られよう。下値1500円が大きなサポートとなり得るかどうかが今後の焦点か。先物は1540円で28円高の引けであり、高値は1549円だった。パラジウムは小幅確りの寄り付きであったが、割安の期先に商社が買いを入れたことで急上昇、前場で40円前後の高値まで買われた。しかし、寄り後買いを入れた商社が高値でドテン売りに回るなどしたことから反落、後場に入ってはまた買い直しで上げ足を伸ばす展開に。結局は7月限15円高を除き39円から55円高で引け、先物は1086円と55円高で引けた。ほぼ高値引けであり、安値は寄り付きの1051円。期近2本を除き8月以降86円の逆ザヤとややサヤが縮小気味であるが、値頃感から期先は投機家が買い慕い傾向にあるようだ。パラジウムはスポットベースでNY市場終値に比べ20ドル以上の上を付けているが、NY市場がこれに着いてくるかどうか。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/04 10:22 貴金属 <TOCOM>PGMが急反発
4日のTOCOM貴金属市場は、昨日一部商社の積極的な売り姿勢を背景に制限安を含む急落商状となったPGMがNYMEXでの下げ渋りを受け反発に転じているほか、金および銀は手掛かり難に小浮動となり全般的にはまちまちで推移している。
PGMは、昨日のTOCOMでの急落からNYMEXにおいても波乱の展開が予想されていたが、軟化はしているものの安値からは急速に値ごろ水準を引き上げてきており、意外に下げ渋りをみせることとなっていた。このため、今日のTOCOMでは値ごろ買いが集まっているようだが、一部商社による積極的な売り姿勢が積極的になっている背景もあり、取引は非常に神経質なものとなっているようだ。ロシアによる公式な輸出再開は確認されていないが、現物市場では売却を行っているとの憶測が流れており、最近の商社の期先を中心とした売り先行姿勢と合わせて思惑売りが先行しやすい環境となっている。
一部ではあれ商社が積極的に一方向へのポジショニングを行っている状況では動揺が広がるのは仕方のないところ。ただ、ロシアによる売却が行われたのであれば、その具体的な量や今後の輸出の可否についてももっと気を遣われて然るべきのハズ。
98/06/04 08:50 貴金属 <金>NY市場メタルは、白系は続急落、金、銀は小幅続伸
NY市場金は、前日の流れを引き継ぎショートカバー中心に小幅続伸となった。中心8月限が295ドルを上回って引けたが、目先はこの水準を維持できるかどうかが焦点となりそうだ。TOCOM金は、昨日スポットベース293.6ドル水準で引けている。本日は若干の水準修正となりそうである。8時半現在の為替は138.30円B、金スポット292.35ドルで1300円は4円安見当。銀はNY市場で小幅続伸。TOCOMは金同様に、スポットは昨日引けの水準である。スポット5.20ドルで0.3円高見当。
白金は、昨日TOCOMの急落が海外市場に影響をもたらしているまた、その急落が色々な憶測を呼んでいるようだ。取り敢えず、新規売りではなく手仕舞い売りであり、海外での玉整理との見方、また、エンゲルハード社とボルボ社が新触媒の契約を結んだと発表したこと、その他、日本の景気後退で需要が大幅後退するといったことなどであるが、TOCOMチャートは下抜けの形であり、目先は戻り売り有利ということになろうか。スポット357ドルは1587円で9円高見当だが。パラジウムは白金の急落に連れ小幅続落である。十分下げたとの見方もあるが、取り敢えず下値と見られる250ドルを割り込んだことで、戻しがあってもいい水準と見られるところ。スポット247ドルは1098円と34円安見当。為替の動きも不透明感があり、ただ、米系ファンド等は決算期を迎えるということもあり、利食いが先行しやすい事も確か。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/03 16:24 貴金属 <金>TOCOM金、銀が反発、白系は商社売りでストップ安を含む急落に
TOCOM金は、NY高を受け反発、更に昨日の売り過ぎからスポットが逆に急反発を示し、293ドル後半まで駒を進め昨日の反動高といった展開である。商社は裁定取引(スポット売り・TOCOM買い)を積極的に進め、逆に昨日積極的に押し目買いを入れた投機家は、本日の急上昇には利食い売りを進めている。先物は一時1299円と大台に後一歩に迫っている。引けは1292円で18円高。ただ、本日はスポットベースでNY市場終値よりも2.50ドル余り上を買っていることから、明日はそう上値が期待できる状況には無いのではないか。現在は為替が127.50円B近くに円高化しているが、米系ファンドのドル売りが入っているようである。銀は金同様に昨日の下げ過ぎの反動高と見られるところである。これも昨日ロシア売りを先取りするような下げをみている。先物は高値225円、引けは224円で5.5円高。白系は今までの買い方大手である商社が、白金を中心に大量の売りに出たことが本日の急落に結びついている。白金は前場3000枚以上を売り投機家の買いをこなして、先物のサポートである1560円近辺を下に抜けてしまった。後場に入っても戻りの鈍さから、結局、新規売り、手仕舞い追い売り誘ってストップ安(60円)で引けている。昨年12月の急落の二の舞といった見方もある。パラジウムも連れた形で、同商社の売りから徐々に下げ足を早め、一時もどす場面があったものの、結局は中物がストップ安(80円)を付けて引けている。先物は77円安まであったが1031円と71円安で引けた。ドル高・円安の修正と共に、各メタルの波乱の展開は続きそうである。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/03 10:06 貴金属 <TOCOM>強弱まちまち
3日のTOCOM貴金属市場は、ドルの小幅反落を背景に金および銀がドルベースで反発に転じたほかパラジウムが調整売りに軟化しての入電となったことを受け、強弱まちまちとなっての相場展開で推移している。
COMEX金は、ロシア金融情勢への不安から金売却による外貨獲得の動きが懸念される環境にあるものの、混迷は短期間で解決するとの楽観論がこの日は優勢となっていた模様で、ドルの調整安の展開につられる形で値ごろの買いものを集めることとなっていた。銀も金につれての上伸地合いに転じている。市場では依然手掛かり材料不足に積極的なオペレーションは敬遠されがちな状況となっているようだが、280ドル台の値位置にある金や500セント割れの水準では強力な下値抵抗をみせた銀に対する値ごろ意識は膨らみつつあるようだ。
一方、再び調整安を演じているパラジウムは、NYMEXで上伸地合いにあった同族である白金の足をも引っ張る展開となっている。ロシア情勢に関しては相変わらず不透明ではあるが輸出再開との情報も一部では出ている模様。ただ、あくまでもうわさでしかないことには変わりがなく、むしろ一部商社による買い玉調整の動きが先安懸念を誘発することとなっているようだ。
98/06/03 08:43 貴金属 <金>NY市場はパラジウムを除いて軒並み反発に
NY市場金は、最近の下げ過ぎ感から、生産者、投機筋の買い戻し中心に反発となっている。一時的にも中心8月限が290ドルを割り込んだことで、売り過ぎ感が出たものと思われる。また、ロシア中銀の金売却に関する報を材料視しなかったことも逆に強気と受け止められたようだ。TOCOM金は、前日、スポットベースで286ドル台を示現しており、売られ過ぎの状態である。本日は為替円安に修正の動きが出ていることから上げ幅は限られようが、それでも場合によっては二桁の可能性も。8時半現在の為替は138.50円B金スポット291.05ドルで1296円は8円高見当。
銀は、金同様に昨日売られ過ぎであり、本日は反発となる。ただ、人気が離散傾向であり、戻り足も鈍くなりそうだが。スポット5.16トドルで229.8円は4.5円高見当。白金は、本日金、銀に連れ小幅反発である。スポット363.5ドルは1619円で8円安見当になる。パラジウムは、当先のサヤ修正の動きがきつくなっているが、本日もその動きが継続か。スポット257ドルで1144円は58円安見当。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/02 16:04 貴金属 <金>TOCOM金、銀はNY安を受けたスポット安から下げ幅を拡大、白系は白金安でパラジウムは期先高に
TOCOM金は、NY安を受け15円以上の大幅下落で寄り付いたその後も円安地合いの中スポットが弱含みの展開で、商社の裁定(スポット買い・TOCOM売り)取引に圧迫され、軒並み本日安値近辺で引けている。また、投機家はこの押し目を積極的に買い向かった形であるが、結局は軒並み20円前後の急落で引け、先物は1274円は21円安と、5月14日の1273円以来の安値で引けた。銀も同様に、円安の中NY安とスポット安で下げ幅を拡大している。スポットは5.00ドルと台割れ寸前にまで水準を落とし、再度下値トライの展開とも見られるところである。TOCOM安値もみ合いで出来高も低水準。白金は、商社売りで期近中心に下げ幅を大きくした。TOCOM取組も、一時大きく自己玉が買いに偏っていたが、最近は徐々に改善され、昨日残では6600枚の買いにまで減少している。本日先物1568円まで下げを見たが、下値から小反発で引けている。ただ、戻りが逆に鈍くなっている点は否めないところであり、1560円近辺のサポートを割り込むようだと案外深い下げに繋がる恐れもある。最近の商社の積極売り姿勢が気になるところである。全般的に14円から26円の下げで、期近の下げが大きい。先物は1572円で14円安。パラジウムはNY安を受け寄り付き期近中心に大幅に下げ、期先は下げ渋る寄りとなったが、寄り後も売り先行で値を下げたが、下値警戒から投機家の買い戻し中心に値を回復、下値から60円前後の反発を見ている。しかし、一部商社の積極的な売り物から頭を抑えられた形であり、高値からは若干下げて引けている。全般的には期近中心の下げで逆に期先は反発して引けるといった当先のサヤ修正適な動きであった。期先に関しては投機家の値頃買いが先行する形である。ただ、先物で一時的に1000円の大台割れの可能性も残っていると見られるところである。先物は1102円と21円高で引けた。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/02 08:41 貴金属 <金>NY市場各メタルは、ロシアの経済の混乱を受け軒並み急落を示す
NY市場金は、ロシア経済の混乱から影響を受け、8月限が中心限月の引け値として今年1月15日の286.4ドル以来の安値290.6ドルで引けている。取りあえず390ドル割れは免れたが、依然として強気する材料に恵まれてはおらず、下げ圧力が強そうである。TOCOM金は、円安が支援材料となっているが、140円台に近づきつつある円安にも、目先警戒感は強そうである。本日はNYの下げを相殺できず、二桁の下げが予想されるところ。8時25分現在の為替は139.50B、金スポット288ドル1291円は15円安見当。銀はNY市場金に連れ安の展開。スポット5.06ドルは226.9円で1.9円安見当。白金は、NYでパラジウム、金に連れた展開。ただ、先週末の安値358.5ドルを下回るまでには至らなかった。スポット363ドルで1628円と12円安見当。パラジウムはロシア・アルマズ動向と経済混乱で大幅に売られている。昨日TOCOM時間ではやはり300ドルの大台はクリアーできなかったことから、目先的には300ドルが傘の展開と思われるところである。スポット269ドルは1206円と90円安見当。為替の動き、株価の動き、そしてロシア動向と注目すべきところが多い。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/01 16:24 貴金属 <金>TOCOM金、銀は円安を受け確りに引ける。白金は先2本が確りに、パラジウムはストップ安を含む大幅安に
TOCOM金は、円安を受け確りに引けた。ただ、スポットが弱く上げ足は鈍い。手口的には若干商社のTOCOM買い、投機家の小口手仕舞い売りといった感が強いが、商社もオペレーションに違いがあり買い一方向ではない。先物ベースで上下4円の小幅レンジの動きでは、妙味が薄れるところである。引けは先物1295円で2円高。銀は、NY市場の反発、円安を受け値を回復し3日続伸となった。目先的にNY市場が5ドル台割れで下値を確認したような格好だが、取り敢えずどこまで戻れるか。先物は222円と5.7円高で220円台を回復した。白金は、当限が手仕舞い売りで18円安と安寄りとなったが、8月限以降は一部を除き確りに寄り付いている。しかし、パラジウムが軟弱な寄り付き、また、軟化傾向となったことを受け、この影響から軒並みマイナス水準に売り込まれている。その後は円安を受け期先中心に買い戻される展開に。結局、期先2本が確りで引け、当限から12月までが軟化を示している。パラジウムはNY高を受け中物が安寄りとなった他、当先は確りの寄り付き。寄り後は買い方大手商社が売り姿勢を示したことが嫌気され売り先行で徐々に値を沈める展開に。前場引けにかけて幾分持ち直したが、後場に入り投機家の手仕舞い売りから当限が130円以上の大幅安を記録するなど、投機家の売りに7−2月限がストップ安(80円)を付ける急落を演じている。大引けには2月限がストップ安を外れたが、当限は132円安の大幅安だった。先物は1081円は74円安。尚、安値は1076円と79円安。ロシア・アルマズの出方が気になるところである。<カネツ投資顧問Y・F>
98/06/01 10:08 貴金属 <TOCOM>全般的に小動き
1日のTOCOM貴金属市場は方向感の定まらない展開。円相場は1ドル=138円台半ばで落ち着きを見せており、ドルベースの入電も小浮動にとどまっていることから強弱まちまちで推移することとなっている。
パラジウムが不安定な取引を続けている。週末の取引では、急落しては急進、そしてまた急落と、上下波乱の展開で推移することとなっていたが、週明け後もその流れを引き継いでいる模様である。多少でも週末のNYMEXの動意から今後についての手掛かりを見出したかったところであるが、ほぼTOCOMを引き継ぐのみの展開に、より市場での方向感は混迷を深めることとなっているようだ。パラジウム輸出に関わるロシア当局筋の実質的な出方がはっきりしないのはもとより、同筋のコメントには信憑性が薄いことから、このような相場環境では商社のオペレーションに注目せざるを得ないというのが市場の認識のようで、買い玉の小刻みな整理に動いている現状から、手仕舞い売りが先行ぎみとなっている。
98/06/01 08:49 貴金属 <金>NY市場は、金が小幅軟化した以外はパラジウム中心に反発を示す
NY市場金は、相変わらずのドル高、欧州の中央銀行が金を売却するとの観測などから小幅軟化している。相場の先安観からのファンドのショートポジショ積み増しが積極化している模様である。TOCOM金は、円安が支援材料で8時半現在の為替は138.60円B、金スポット292.7ドルで1304円はほとんど変わらず。白金はNY市場で7月限が358.5ドルと昨年12月16日以来の安値をつけたが、急反発を示し368.2ドルで引けている。目先の底が入った可能性も?スポットは367ドルで1635円は3円高見当。パラジウムはNYでやはり下値から15ドル位の反発を見ている。目先的に底入れとなるのかどうか。TOCOMでは前日乱高下を記録しているが、日本の商社に対してアルマズからオファーの提示が合ったという。価格面で折り合いが付かなかったと見られているが、スポット290ドルで1292円は変わらずだが。銀は先週の4セント台で底入れとの見方が台頭している。また、97年の需給は大幅需要超過となったようである。スポット5.09ドルで226.8円は4.7円高見当。<カネツ投資顧問Y・F>