原市場との相違点

オプション取引は、原市場で行われる取引を元にして商品設計されていますので、取引に関する基本的な要綱は、多くの部分が共通しています。しかしながら、完全に同一の上場商品ではもちろんありませんので、オプション取引と原市場の取引とでは異なる点がいくつかございます。
ここからは、東京工業品取引所の金先物オプション取引と同取引所の金先物取引との関係から、そういった両者の相違点のうち、実際に取引を行う上で特にご注意いただきたい点をご紹介してまいりましょう。

>>買い手は証拠金不要、売り手のみが証拠金必要
ご存知のように、商品先物取引は売り買いどちらを建玉するにも、必ず証拠金を預託する必要があります。
一方、オプション取引では、コール・プットに関わりなく、買い手になる場合には証拠金の預託は必要ありません。証拠金の預託が必要なのは、オプションの売り手のみとなります。
オプションの売り手として参加する取引参加者に課せられる委託証拠金は、次のとおりです。
・ オプション委託本証拠金
・ 委託プレミアム証拠金
※ 相場状況によっては、臨時増証拠金が発生する場合もあります。

>>新甫発会日と取引最終日
金先物市場においても、金先物オプション市場においても、どちらも限月が設定されていて「〜月限」と呼びますが、新たな限月の発会に伴う取引開始日、および納会を迎えるにあたっての取引最終日は異なっています。
原市場である金先物市場における新甫限月の発会に次いで、金先物オプション取引では、その翌営業日から当該新甫限月が発会し、取引が開始されます。
また、取引の最終期限はさらに日数の差が大きく、金先物オプション取引の取引最終日である満期日は、「原商品の当月限納会日の属する月の前月最終営業日」とされています。金先物取引の取引最終日はもちろん、当月限納会日です。
これらをまとめると、次のようになります。
金先物市場 金先物オプション
取引開始日 毎偶数月の当月限納会日の翌営業日が
新甫発会日
原市場の新甫発会日の翌営業日が新甫発会日
最終取引日 毎偶数月の当月限納会日が取引最終日
(前場にて取引終了)
「原商品の当月限納会日の属する月の前月
最終営業日」が取引最終日(満期日)
これは、オプションの権利行使をした際に、原市場にて新規の建玉を保持することになったときのことを考慮して、取引を完了するための時期的余裕を確保することを目的としています。


ホーム | サイトマップ Copyright © KANETSU SHOJI CO.,LTD. All rights reserved