| プレミアムと構成要素 |
| >> | プレミアムの位置付け |
| オプションが市場において取引される際の「価格」にあたるのが、プレミアムです。 前項「各参加者の立場の損益例」において、オプションの売り手は、取引参加に際して得られる利益が最大でもプレミアム分に限定されているのに対し、相当大きな損失を被ってしまう可能性があることを確認しました。 このことだけを見ると、オプション取引においては、売り手が一方的に不利であるかのように思えます。しかしながら、オプション取引というものが、実際に買い手ばかりが得をして、売り手は不利な立場に置かれるばかりだとしたならば、オプションの売り手になりたがる取引参加者は居なくなり、取引自体が成立しなくなってしまいます。 したがって、オプションの買い手と売り手の間で受払いされるプレミアムは、買い手と売り手の取引上での立場を対等にさせるに値する水準で決定されているはずなのです。 このように考えると、プレミアムがどんな尺度に基づいて、どのようにして決まるのか、ということも興味深い話に思えます。ここでは、プレミアムを決定する様々な要因について、もう少し詳しく分析してみましょう。 |
| >> | 本質的価値と時間的価値 |
| プレミアムは、次の2つの構成要素からなっています。 ・ 現時点でその権利を行使することによって、このオプションからどのくらいの利益が発生するか(本質的価値) ・ 今後、どのくらいの利益が得られる期待性があるか(時間的価値) プレミアムの額は、これら本質的価値と時間的価値を合計したものとして算出されます。 次項以降にて、本質的価値と時間的価値について、ご説明します。 |
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