現受け(げんうけ)

金などの地金を割安に手に入れる!

金などの地金の購入方法といえば、「地金商の店頭で購入」という方法を思い浮かべる方が多いことでしょう。
しかし、品質はそのままにもっと価格を抑えて購入する方法があるのです。
それが、先物市場を利用した「現受け」による購入です。カネツ商事ではこの「現受け」を行うことができます 。
ここでは、実際にお手元に金地金が届くまでの流れなどを簡単に説明します。

ところで、「現受け」とは何でしょう?

先物取引の決済方法のひとつに、物品の授受によって取引を終了させる方法【受渡決済】があります。
その受渡決済において、現物を受け取って決済することを「現受け(現引き)」といいます。
※反対に手元にある現物を渡して決済することを「現渡し」といいます。
※金以外(白金・銀・パラジウム)も当社では受渡決済が可能です。

「現受け」のポイント

ポイント1
取引所、つまり市場で直接買い付けるため、小売店を通す場合より安い
ポイント2
当初資金は証拠金額(現受け代金の一部になる)で済む
ポイント3
「現受け」を予定していても、値上がりした場合は転売しても利益を出せる
ポイント4
世界に通用する東京商品取引所の受渡供用品指定銘柄の地金が手に入る

  • 受渡決済は倉荷証券で行います。そのため、地金での受け取りを希望される場合には別途出庫料の支払いが必要です。

手元に金地金が届くまで

商品先物取引の口座を開設します

先物市場で買い注文を出し、現受けしたい数量に必要な買い玉を建てます

納会月の指示日までに、現受けに必要な資金を預け入れます

納会日に現受けでの決済が確定

受渡日に倉荷証券または地金の受渡しが完了

お客様へ倉荷証券または地金を発送します

金・白金 現受渡しの手引き

現受渡しの手引き

「現受け」の注意点~受渡し費用等について

消費税額について

 取引当初の建玉をした段階では、相手方が現物の受渡しを行うかどうか不明確なため、受渡し消費税額を事前に計算できません。現物の受渡しによる決済を行う場合は、納会日の納会値段によって受渡しに用いる消費税を計算するルールとなっています。したがって、受渡しに必要な総代金は、あらかじめ多めにお預かりし、受渡しが済んだ後にその余剰の資金を返金することになります。

現金決済先物取引について

「金先物ミニ取引」・「白金先物ミニ取引」は現金決済取引という仕組みの元で行われ、現物の受渡しを伴わない取引です。よって、金、白金のミニ取引では「現受け」「現渡し」はできません。
また、カネツ商事では東京金現日取引、東京白金現日取引における地金の買い付けも取り扱っておりません。

ロスカット口座、損失限定取引について

ロスカット口座、損失限定取引では、「現受け」「現渡し」はできません。受渡しをご希望のお客様は口座開設の際、一般口座をお選びください。

地金の受渡しについて

基本的には倉荷証券での受渡しになりますが、地金での受け取りをご希望の場合には、倉庫会社から金地金を出庫する際の出庫料324円/枚(税込)が必要です。一方、「現渡し」の際、お手持ちの地金を用いる場合には、受渡しが倉荷証券で行われるため、お手元の地金を一定の料金を支払い倉荷証券に交換(スワップ)する必要があります。
スワップ手数料の詳細は、お問い合わせください。

重量差分の精算について

このページで説明した「金」地金については、1,000g均一であるため、重量差分の精算の必要はありません。しかし、受渡しできる貴金属のうち白金・銀・パラジウムについては、受渡品の供用量目に許容限度(白金は2%以内、銀は6%以内、パラジウムは15%以内の増減であれば受渡しが可能)が設られています。したがって、金以外の貴金属で受渡しを行い、受け取った地金が供用量目に対し過不足を生じている場合には、納会値段にて受払いして精算する必要がありますのでご注意ください。

その他

・「現受け」「現渡し」を行うためには納会日まで建玉を保有していることになります。その間、買値、売値は変わりませんが、相場は変動します。そのため、相場変動に伴い追加の証拠金が必要な場合があります。資金については常にご注意ください。

・委託手数料ならびに受渡手数料は変更することがあります。